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暖房費が1年間で50%以上高騰、電気料金も上昇

暖房費が1年間で50%以上高騰、電気料金も上昇

Posted February. 01, 2023 08:47,   

Updated February. 01, 2023 08:47

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昨年12月の全国マンションの1平方メートル当たりの平均暖房費は、1年前より50%以上高騰したことが分かった。今年1月からは電気料金も値上がりし、2月の管理費の負担が大きくなる見通しだ。

31日、韓国不動産院共同住宅管理情報システム(K-apt)によると、全国のマンションの1平方メートル当たりの平均暖房費(地域・中央暖房基準)は、昨年は12月514ウォンで、1年前(334ウォン)より53.9%上昇した。地域別では世宗(セジョン、1075ウォン)の暖房費が同期間55.6%上昇し、全国で唯一、1平方メートル当たりの暖房費が1000ウォンを超えた。続いて京畿(キョンギ、848ウォン)やソウル(767ウォン)、仁川(インチョン、675ウォン)、大田(テジョン、638ウォン)の順で暖房費が高かった。都市ガスの小売料金と熱暖房料金が1年間でそれぞれ38.4%と37.8%値上がりしたうえ、昨年末の寒波で暖房需要が増え、暖房費が50%以上上昇したものと分析される。

電気料金は、昨年、1kWh(キロワット時)当たり19.3ウォン上がったのに続き、今年第1四半期(1~3月)から13.1ウォン引き上げられる。暖房費と電気料金が同時に値上がりし、2月の管理費負担が大きくなる見通しだ。韓国地域暖房公社の関係者は、「地域暖房基準で、通常12月より1月のエネルギー使用量が15%ほど多い」とし、「1月の使用分を盛り込んだ2月の請求書が、前月より多く出る可能性が高い」と話した。


世宗市=キム・ヒョンミン記者 kalssam35@donga.com