Go to contents

夏に新型コロナ再流行の可能性、政府「1日20万人感染も」と予測

夏に新型コロナ再流行の可能性、政府「1日20万人感染も」と予測

Posted May. 26, 2022 08:37,   

Updated May. 26, 2022 08:37

한국어

政府は、韓国国内で新型コロナが再流行すれば、一日の新規感染者数は10万~20万人に達するだろうという予測を出した。最近、韓国国内の一日の新規感染者数は2万人台まで減少している。

中央事故収拾本部のパク・ヒャン防疫総括班長は、25日の記者ブリーフィングで「専門家の予測によると、早ければ今夏または秋に新型コロナが再流行するだろう」とし、「新規感染者の規模は、10万~20万人前後の水準になると見られる」と明らかにした。

これに先立って、防疫当局は早ければ6月から国内で新型コロナの再流行が始まる可能性があるという分析を出した。既存の「オミクロン株」より伝播速度が速い新しい変異株ウイルスが、最近国内に流入したためだ。さらに、今年3月に国内でオミクロン株が大きく流行したが、この時に形成された自然免疫が6月以降に消える可能性があるという観測も出ている。国民のワクチン接種効果が落ちるのも、この頃になると見られる。

疾病管理庁によると、25日0時基準の新規感染者は2万3956人と集計された。1週間前(3万1342人)に比べて23.6%減少した。この日の死者数は23人、入院中の重症患者は237人で、これも減少傾向を維持している。

政府は、感染者数が減ると、新型コロナの治療病床も減らしている。25日現在、国内の新型コロナの病床は8625床と集計された。先月以降、2万656床減少した。政府は一般病床を減らす代わりに、集中治療用病床を維持し、下半期(7~12月)の新型コロナの再流行に備える計画だ。パク班長は、「現在保有している病床でも、一日に15万~20万人の感染者に耐えられるだろう」と見通した。


イ・ジユン記者 asap@donga.com