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防疫当局「7月以降、コロナ死者はほとんどなくなる」

防疫当局「7月以降、コロナ死者はほとんどなくなる」

Posted May. 20, 2021 07:27,   

Updated May. 20, 2021 07:27

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防疫当局は、「7月になれば、新型コロナウイルス感染症(新型コロナ)による死亡はほとんど発生しないだろう」と明らかにした。現在まで、全体死者の95%が高齢層で発生しているだけに、6月までに高齢層を対象にしたワクチンの予防接種が完了すれば、リスクは一段と下がるだろうという。ただ、接種予約率が全体の半分に止まっている高齢層のワクチン接種の意志を引き上げるのが課題と言える。

19日、中央事故収拾本部のソン・ヨンレ社会戦略班長はブリーフィングで、「予防接種をすれば、新型コロナの感染と高齢層の高い致死率を心配しなくてもいい」としたうえで、このように述べた。氏は、「最近、京畿城南市(キョンギ・ソンナムシ)の療養病院の集団感染事例を見ると、ワクチン接種を受けた203人の中では一人の感染者も出なかった」とし、「他の事例でも未接種者だけが感染した」と強調した。

政府は7月から、新たな社会的距離き体制を通じて、防疫措置を緩和する計画だ。ただ、専門家らは、「今のように60〜74歳の接種予約率が49.5%にとどまれば、防疫緩和は容易ではない」と指摘した。


金成圭 sunggyu@donga.com