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国民の65%だけが「結婚後に子供が必要」、史上最低

国民の65%だけが「結婚後に子供が必要」、史上最低

Posted March. 24, 2023 08:50,   

Updated March. 24, 2023 08:51

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昨年、結婚後、子供が必要だと思う国民は、史上最低の65.3%だった。このうち、子供を最も多く出産する年齢層である30代の割合は、最近2年間で最も大幅に落ちた。

統計庁が23日発表した「2022の韓国の社会指標」によると、全国の13歳以上の国民3万6000人のうち、結婚後に子供が必要だと答えた人は65.3%で、直前に調査が行われた2年前に比べて2.7%ポイント減少した。年代別では、「子どもが必要だ」という回答者の割合が10代(41.1%)で最も低く、20代と30代はそれぞれ44.0%と54.7%にとどまった。2年前と比べると、10代を除くすべての年代で減少したが、このうち30代の減少幅(4.3%ポイント)が最も大きかった。

結婚すべきだと思う国民は、半分(50.0%)だった。性別では、結婚の必要性に共感した女性は44.3%で、男性(55.8%)より低かった。

結婚と出産に対する好みが落ち、晩婚の傾向が深刻化し、出産率はますます急落している。2021年基準で第1子を出産した産婦の平均出産年齢は32.6歳で、2000年(27.7歳)より4.9歳高くなった。

昨年、1世帯当たりの平均資産は5億4772万ウォン、負債は9170万ウォンと集計された。2021年の所得比住宅価格の倍率(PIR)は、首都圏の場合10.1倍で史上最大だった。これは、首都圏で家を買うためには、月給を一銭も使わずに10年間貯めなければならないという意味だ。

人生の満足度では、調査対象の75.4%が「私の人生に満足している」と答え、前年より3.0%ポイント高くなった。統計庁は、社会的距離確保を解除する傾向が影響を及ぼしたと分析している。


世宗市=キム・ヒョンミン記者 kalssam35@donga.com