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脆弱層への暖房費の支援拡大、エネルギーバウチャーの金額を2倍に

脆弱層への暖房費の支援拡大、エネルギーバウチャーの金額を2倍に

Posted January. 27, 2023 08:27,   

Updated January. 27, 2023 08:27

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新年初めから暖房費爆弾の請求書を受け取った庶民の不満が大きくなると、政府と地方自治体は脆弱階層への暖房費の支援の幅を2倍に拡大するなど緊急支援策を発表した。

崔相穆(チェ・サンモク)大統領経済首席秘書官は26日、龍山(ヨンサン)の大統領室でブリーフィングを行い、「脆弱階層160万世帯に対して暖房費を支援する」とし、「脆弱階層への暖房費支援の拡大のために、エネルギーバウチャーの支援拡大とガス公社のガス料金の割引を大幅に拡大することにした」と話した。生計や医療、教育、基礎生活受給、高齢者、脆弱階層の117万6000世帯に対して、一時的に支援するエネルギーバウチャーの金額を15万2000ウォンから30万4000ウォンに引き上げた。韓国ガス公社も、社会的配慮対象者160万世帯に対する料金の割引幅を、既存の9000~3万6000ウォンから1万8000~7万2000ウォンに増やした。

ソウル市も同日、計346億ウォン規模の暖房費の支援策を発表した。基礎生活受給を受けている約30万世帯に対し、1世帯当たり10万ウォンずつ300億ウォンの暖房費を支援する。別途の申請をしなくても自動的に支援される。

政府は、第2四半期(4~6月)から段階的にガス料金を引き上げる計画であり、今後、料金の負担がさらに大きくなる見通しだ。崔首席秘書官は、「ここ数年間、価格(ガス料金)を現実化する努力をしなければならなかったが、少し物足りなかった」と話した。


チョン・ジュヨン記者 キム・ヒョンミン記者 aimhigh@donga.com · kalssam35@donga.com