
朱丙起(チュ・ビョンギ)公正取引委員長(写真)が、6・3地方選でソウルの江南(カンナム)3区(瑞草区、江南区、松坡区)などで野党「国民の力」の得票率が高かったことを批判する投稿を行い、波紋を呼んでいる。
関係省庁によると、朱氏は4日、自身のフェイスブックで各政党のソウル市得票結果を共有した投稿に対し、「市民の権利行使がこれほどまでに金の論理と一致しているという事実が本当に苦々しい」とコメントした。さらに「内乱を起こしても構わないという盲信なのか。盲目的なのか。それとも自己欺瞞なのか」と書き込んだ。このコメントは投稿から17時間後の同日午前11時ごろ削除された。
住宅価格が比較的高い江南3区で、呉世勲(オ・セフン)当選者と野党「国民の力」の得票率が高かったことを批判した投稿とみられる。呉氏は野党支持が強い江南3区だけで、与党「共に民主党」の鄭愿伍(チョン・ウォノ)候補を21万票以上上回った。
一部では、朱氏の投稿が政治的中立義務に違反するとの批判が出ている。公正取引法によると、公正取引委員長を含む公取委委員は政党に加入したり、政治活動に関与したりすることはできない。
李在明(イ・ジェミョン)大統領が選挙結果を受け入れる考えを示している状況下で、閣僚級の高官が政府の公式方針と異なる立場を示しただけに、波紋はさらに広がりそうだ。
李大統領は前日午後、大統領府で主宰した首席補佐官会議の冒頭発言で、「政府は地方選挙に示された国民の意思を謙虚に受け止める」とし、「所属政党の違いにかかわらず、新たに選出された地方政府と積極的に協力していく」と述べた。
世宗市=キム・スヨン記者 syeon@donga.com






