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トルコ外相、高麗大学で特別講演 「国際体制守るため韓国と連携」

トルコ外相、高麗大学で特別講演 「国際体制守るため韓国と連携」

Posted June. 06, 2026 09:04,   

Updated June. 06, 2026 09:04


「韓国戦争に参戦したトルコは、危機に直面している現在の国際体制を守るため、再び韓国と緊密に連携していくでしょう」

トルコのフィダン外相は4日、ソウル城北区(ソンブクク)の高麗(コリョ)大学で開かれた「第143回国際政策フォーラム」に出席し、このように述べた。第2次世界大戦後80年以上続いてきた現在の国際体制が、世界各地で相次ぐ戦争や紛争によって危機に直面しているとし、「有能な中堅国がその亀裂と空白を埋めなければならない」と強調した。また、自身の叔父が韓国戦争の参戦兵だったことを明かし、韓国との特別な縁も紹介した。フィダン氏は、来月トルコの首都アンカラで開かれる北大西洋条約機構(NATO)首脳会議を前に、韓国をはじめとするアジア主要国を歴訪している。

在韓トルコ大使館、高麗大学国際大学院、高麗大学アジア問題研究院が共催した同フォーラムで、フィダン氏はイラン戦争、イスラエルとパレスチナのイスラム組織ハマスとの戦争、ウクライナ戦争など同時多発的な紛争の背後には国際体制の危機があるとの認識を示した。過去80年間に構築された数多くの国際機関や条約、首脳会議、協力体制が持続不可能になりつつあるとし、その代案として中堅国間の協力や多国間主義体制への転換を提示した。

フィダン氏は特に、米国、英国、フランス、ロシア、中国の5常任理事国を中心とする現在の国連安全保障理事会(安保理)の改革を訴えた。また、中東やアジアの中堅国が「地域的オーナーシップ」を持ち、地域内部から平和と安定を築くべきだと強調した。フィダン氏は「どれほど大きく資源に恵まれた単一の主体であっても、もはや一国だけで世界的課題に対処することはできない」とし、各地域の中核的中堅国間の協力強化を呼びかけた。


イ・ジユン記者 asap@donga.com