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イム・ジョンオン、五輪メダル2個・世界選手権2冠 最年少がエースへ成長

イム・ジョンオン、五輪メダル2個・世界選手権2冠 最年少がエースへ成長

Posted March. 21, 2026 09:24,   

Updated March. 21, 2026 09:24


昨年この時期、ソウルの蘆原(ノウォン)高3年だったイム・ジョンオン(19)の名を知る人はほとんどいなかった。しかし昨年4月、ショートトラック男子代表選考会でサプライズ優勝を果たし、徐々に注目を集めた。2025~2026年シーズンにシニアの世界舞台に初登場すると、シーズン終了時には「覚えておくべき存在」となった。

イムは今季の国際スケート連盟(ISU)ワールドツアー第1戦から1500メートルと5000メートルリレーで2冠を達成。さらに2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪では1000メートル銅、5000メートルリレー銀の計2個のメダルを獲得した。続く2026年世界選手権でも1000メートルと1500メートルで優勝し、2冠でシーズンを締めくくった。ISUが新設した新人賞も手にした。

カナダでの世界選手権を終え17日に帰国したイムを20日にインタビューした。イムは、「昨年は代表選考会に出るため必死に準備していた。その努力があったから今ここにいる。もし戻れるなら、あの時以上に頑張ると思う」と振り返った。

来月に実施される2026~2027年シーズン代表選考会は出場する必要がない。世界選手権個人種目の金メダリストは翌シーズンの代表に優先的に選抜されるからだ。イムは自身のシニア初年度に「10点満点で7点」と自己評価し、「減点した3点は五輪の悔しさだ」と語った。

五輪では得意の1500メートル準々決勝で最終コーナーに転倒し、決勝進出を逃した。イムは「緊張しすぎて自分のレースができず、前の選手の展開に引きずられて焦ったのが一番の後悔だ」とし、「悔しさが大きかった分、世界選手権は魂を削る思いで準備した」と話した。

今年、高麗(コリョ)大国際スポーツ学部に入学したが、国際大会が続きまだキャンパスには足を運べていない。履修登録は代表の同僚で大学の先輩でもあるシン・ドンミン(21)の助けを借りた。イムは、「早朝に一緒に申請したが、他の学生の方が手が速かった。人気科目は取れず、乗馬も履修しなければならないと言われた。足でやった方がうまくいったかもしれない」と笑った。

来週から大学生活を送りながら、高陽(コヤン)市庁でトレーニングを続ける。ショートトラック選手としては「フェラリム(フェラーリ+イム)」の愛称で呼ばれるが、一方で本人はまだ運転免許を持っていない。このため当面は世宗(セジョン)市の大学から京畿道高陽市まで、家族の助けを借りて通う予定だ。

まだメダルに対する謝意を伝えられていないというイムは「ショートトラックを最初に教えてくれた恩師が亡くなり、まだ伺えていない。まず(故ソン・スンウ)先生のもとを訪れたい。また今季、苦しい時に支えてくれたペク・グクグン先生にも必ず感謝を伝えたい」と語った。


任寶美 bom@donga.com