Go to contents

「BTSの追加公演を」 メキシコ大統領まで動いた「異例の外交要請」

「BTSの追加公演を」 メキシコ大統領まで動いた「異例の外交要請」

Posted January. 28, 2026 10:16,   

Updated January. 28, 2026 10:16


約4年ぶりとなる防弾少年団(BTS)のカムバックとワールドツアーのニュースに、世界が沸き立っている。北米や欧州で開催される公演はすでに全て完売。メキシコでは大統領自らが追加公演を求める事態にまで発展した。

スペイン紙エル・パイスなどによると、クラウディア・シェインバウム大統領は26日(現地時間)の定例記者会見で、「李在明(イ・ジェミョン)大統領に、BTSがメキシコをより頻繁に訪れるよう、丁重な外交的要請を行った」と明らかにした。その上で「メキシコではBTS公演のチケット約15万枚が販売されたが、入手できなかったファンは100万人を超える」と述べた。シェインバウム大統領は、追加公演を求める正式書簡を韓国政府宛に送付したという。

BTSは3月20日、新曲14曲を収録した5枚目のフルアルバム「アリラン(ARIRANG)」を発売。4月9日の京畿道高陽市(キョンギド・コヤンシ)にある高陽総合運動場での公演を皮切りに、同名のワールドツアーに入る。メキシコでは5月7、9、10日の3日間、メキシコシティのGNPセグロス・スタジアムで公演を行う予定で、チケットは24日午前の販売開始から37分で完売した。

シェインバウム大統領は「前向きな回答を期待しているが、難しい場合でも、屋外での大型スクリーンでの上映を認めてほしい」とし、「メキシコで圧倒的人気を誇るBTSに、より多くの若者が触れられる方法を探るべきだ」と強調した。19日にもBTSのメキシコ公演を「歴史的」と表現し、当局に対しチケット販売が公正かつ透明に行われるよう指示していた。

BTSのワールドツアーは、メキシコにとどまらず北米・欧州公演も全て完売した。所属事務所ビッグヒット・ミュージックは27日、「北米・欧州公演の全41公演が完売した」とし、「販売開始と同時にスタジアム級会場の座席が瞬く間に埋まり、世界的な関心の高さを実感した」と発表した。

BTSは4月25、26、28日の米フロリダ州タンパのレイモンド・ジェームズ・スタジアムを皮切りに、北米12都市で計31公演を開催。タンパ、スタンフォード、ラスベガスでは各1回の追加公演も決まった。欧州では6月26、27日にスペイン・マドリードのリヤド・エア・メトロポリターノから始まり、5都市で計10公演を行う。


サ・ジウォン記者 4g1@donga.com