
昨季まで中堅手として起用されてきた「風の孫」李政厚(イ・ジョンフ、28、サンフランシスコ・ジャイアンツ)が、来シーズンは右翼手に回る可能性が高まっている。中堅守備で評価の高いハリソン・ベイダー(32)がジャイアンツに加入したためだ。27日、MLBドットコムなどによると、ジャイアンツはフリーエージェント(FA)のベイダーと2年2050万ドル(約296億ウォン)で契約した。
スポーツデータサイト「ファングラフス」によると、李政厚は昨季、中堅でのOAA(Outs Above Average)がマイナス5。守備が平均的な中堅手なら捕れていた打球を5本逃したことを意味する。1試合平均5イニング以上、中堅で出場した選手の中では最下位の数値だった。
一方のベイダーは、ナ・リーグ中堅手部門のゴールドグラブ賞を受賞した2021年から昨季までの5年間で、外野中央の累計OAAがプラス39。期間内でMLB全体2位に相当する守備力だ。打撃でも、通算打率0.242だった成績を昨季は0.277まで引き上げるなど「キャリアハイ」のシーズンを送った。
李政厚の右翼転向は必ずしも不利ではない。昨季、MLB中堅手で4位タイとなる補殺7を記録するなど、強肩の持ち主だからだ。米専門紙「アスレチック」も「ジャイアンツは、強肩の李政厚が右翼に回れば守備力が最大化されると見ている」と伝えた。李政厚はKBOのネクセン、キウム時代にも右翼で188試合の出場経験がある。ロールモデルとする「安打製造機」イチローの主戦場も右翼だった。
イ・ソヨン記者 always99@donga.com






