
過去に従業員の賃金十数億ウォンを滞納したことのある療養病院の院長が、最近病院を閉鎖する過程で、従業員228人分の賃金と退職金29億6000万ウォンを再び支払わなかったことが明らかになった。自身の口座に資金があるにもかかわらず、政府が未払い賃金を立て替えて支給する「代位弁済」に依存し、最終的に拘束された。
雇用労働部は27日、昨年、故意かつ悪質な賃金未払いに関連して1350件の強制捜査を行ったと発表した。2024年(1339件)より11件増えた。昨年は逮捕令状644件、通信令状548件、拘束令状14件が発付された。事業主が賃金未払いを否認したり虚偽の供述を行った場合に捜査資料を確保するための押収・捜索(検証)令状が 、2024年の109件から昨年は144件に増えた。
事業主のイ氏は、口座に資金があるにもかかわらず、知的障害のある労働者110人分の賃金9億1000万ウォンを支払わなかった。問題化すると一部にのみ支払い、残りの労働者には代位弁済金を申請させ、その一部である約6000万ウォンを着服したことが発覚し、労働部釜山(プサン)北部支庁に摘発され拘束された。
また、労働者105人分の賃金と退職金14億ウォンを滞納しながら、ゴルフや旅行を楽しんでいた別の療養病院院長も拘束された。事業主のキム氏も、清掃労働者10人分の賃金と退職金約8900万ウォンを支払わず、ホテルやモーテルを転々としながら逃走した末、身柄を拘束された。
政府が「賃金未払いは犯罪だ」として重点的に取り締まりに乗り出しているが、昨年11月までの累計未払い賃金は1兆8851億ウォンに達した。11月時点で過去最高だった1年前(1兆8659億ウォン)を上回る。昨年分の12月集計が出れば、過去最高だった2024年の年間規模(2兆448億ウォン)を超えるとの見方も出ている。
崔惠? herstory@donga.com






