
トランプ米大統領が、韓国産製品に対する関税を15%から25%へ引き上げる方針を示したことで、韓国株式市場は下落して取引を開始したものの、最終的には上昇して取引を終えた。相次ぐトランプ氏の関税威嚇を市場が「学習」し、「TACO(Trump Always Chickens Out=トランプは結局引き下がる)」トレードで反応したとの見方が出ている。
27日の総合株価指数(コスピ=KOSPI)は、前日比2.73%高の5084.85で取引を終えた。終値ベースで5000を超えたのは初めて。店頭市場コスダック(KOSDAQ)も1.71%上昇し、1082.59で引けた。2000年9月1日(1089.4)以来の最高値となる。
この日、取引開始前にトランプ氏が自身のソーシャルメディア、トゥルース・ソーシャルで「韓国国会は米国との貿易協定を履行していない」とし、「韓国国会が貿易協定を立法していないため、自動車、木材、医薬品など、すべての相互関税(国別関税)を引き上げる」と投稿したことで、現代(ヒョンデ)自動車と起亜(キア)は代替取引所のプレマーケットで5%台の下落を見せる場面もあった。
ただし、韓国に対する関税引き上げが実際に発動される可能性は低いとの見方が次第に優勢となった。最近、カナダや欧州連合(EU)などに対する関税威嚇も、交渉案の提示後に保留されてきたためだ。国会で「韓米戦略的投資管理のための特別法案」が近く可決されれば、関税は引き上げられないとの期待から、現代自動車(-0.81%)、起亜(-1.1%)など自動車株は下げ幅を大きく縮めた。
一方、メモリ半導体関連企業はそろって最高値を更新し、指数上昇をけん引した。三星電子は4.87%高の1株=15万9500ウォン、SKハイニックスは8.7%高の1株=80万ウォンで取引を終え、いずれも終値ベースで過去最高となった。SKハイニックスがマイクロソフト(MS)の自社開発半導体に高帯域幅メモリ(HBM)を供給するとの報道が、半導体株の追い風となった。
ホン・ソクホ記者 will@donga.com






