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CES2026にCラボ展示館 三星「スタートアップ15社が参加」

CES2026にCラボ展示館 三星「スタートアップ15社が参加」

Posted December. 30, 2025 09:57,   

Updated December. 30, 2025 09:57


三星(サムスン)電子は29日、スタートアップ育成プログラム「Cラボ」を通じて発掘・育成した15社が、来年1月に米ラスベガスで開かれる世界最大の情報技術(IT)・家電見本市「CES2026」に参加すると発表した。

三星電子はCES2026で「Cラボ展示館」を運営し、スタートアップのグローバル進出を支援する計画だ。出展各社は、ベネチアン・エキスポ内のスタートアップ展示ゾーン「Eureka Park」で、人工知能(AI)、ロボット、デジタルヘルスなど多様な分野の革新技術とサービスを披露する。

参加企業の内訳は、三星電子が外部スタートアップを育成する「Cラボ・アウトサイド」8社、社内ベンチャープログラム「Cラボ・インサイド」2社、大邱(テグ)創造経済革新センターと協業するスタートアップ1社、三星金融ネットワークスの「三星金融Cラボ・アウトサイド」4社。今回は大邱、光州(クァンジュ)、慶北(キョンブク)など地域拠点のCラボ・スタートアップ7社が参加し、Cラボ展示としては過去最多の非首都圏スタートアップがCESに登場する。

Cラボから育成されたスタートアップは、米消費者技術協会(CTA)が発表した「CES2026イノベーション・アワード」で、最高イノベーション賞2件を含む計17件を受賞した。最高賞を受賞した「マンゴースラブ」と「スタジオラボ」は、いずれもCラボ・インサイドからスピンオフした企業だ。三星電子は2012年にCラボ・インサイドを導入して以降、社内ベンチャーと外部スタートアップ計959社を育成しており、来年中に1000社を超える見通しだ。


イ・ミンア記者 omg@donga.com