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韓米成長率の逆転長期化で、ウォン安に構造変化 投資資金は米国へ集中

韓米成長率の逆転長期化で、ウォン安に構造変化 投資資金は米国へ集中

Posted November. 18, 2025 09:19,   

Updated November. 18, 2025 09:19


ウォンの価値を示す実効為替相場が約13年5カ月ぶりの低水準となった。10年前と比べても約10ポイント下落した。年間平均の対ドルのウォン相場が5年連続でウォン安が進むなど、ウォン安が定着する背景には、企業と個人の対米投資が急増している点に加え、韓国経済の「体力低下」も働いているとの分析が出ている。

17日、韓国銀行によると、国際決済銀行(BIS)が公表するウォンの名目実効為替相場指数は、11日基準で86.36を記録した。これは2012年6月15日(86.35)以来の低さとなる。10年前の2016年11月11日(100.19)と比べると13.83ポイント下落した。BISのウォンの名目実効為替相場が下がったことは、他通貨に対するウォンの実質購買力が落ちていることを意味する。

ウォン安が定着した背景には、コロナ禍以降、対米投資シフトが一段と強まった点もあるとの分析が出ている。米連邦準備制度理事会(FRB)が2022年から攻撃的に利上げに踏み切り、韓国の基準金利が米国を下回る「金利の逆転現象」が3年間続いていることも負担となっている。米国発の関税戦争で企業の海外投資も急増している。

ウォン安の要因が韓米の経済成長率逆転の長期化にあるとの指摘もある。韓国の成長率は米国を2年連続で下回っており、今年もその流れが続くと予想されている。国際通貨基金(IMF)は先月、今年の米国の経済成長率を2.0%、韓国は0.9%と見通した。現代(ヒョンデ)経済研究院のイ・テクグン研究委員は「韓国と米国の基礎体力(ファンダメンタル)の格差がウォン安を主導している」とし、「経済成長率を高めて為替を安定させるという発想転換が必要だ」と分析した。


イ・ホ記者 number2@donga.com