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経総「65歳定年なら企業負担は年30兆ウォン…退職後再雇用の導入を」

経総「65歳定年なら企業負担は年30兆ウォン…退職後再雇用の導入を」

Posted November. 12, 2025 09:36,   

Updated November. 12, 2025 09:36


「定年が65歳に延長されると、正社員の雇用維持だけで年間30兆2000億ウォンのコストが必要となります」

韓国経営者総協会(経総)は11日、「法定定年の延長に関する経営界の立場」を発表し、「現在の硬直した労働市場環境で政府・与党が推進する定年延長案が施行されれば、企業負担が過度に大きくなる」として、ペース調整が必要だと明らかにした。

政府は現在、国政課題の一つとして法定定年を段階的に延長する案を推進している。与党「共に民主党」も「回復と成長のための定年延長特別委員会」を構成し、年内に定年延長案を国会に上程する計画を持っている。国会でも関連法案の発議が続いており、その大半は2033年までに定年を65歳に延長する内容を盛り込んでいる。

経総は「法定定年の延長は、既に深刻な青年雇用難をさらに悪化させる可能性が極めて高い」と批判した。李東根(イ・ドングン)経総常勤副会長は「経総が独自に分析した結果、2004~2024年の間、大企業の正社員のうち高齢層雇用は492.6%増加した一方、青年層雇用は1.8%後退した」としたうえで、「特に高齢層の雇用増加の傾向は、定年60歳の義務化が議論され始めた2010年以降、加速した」と付け加えた。。

高齢者雇用拡大が企業の人件費負担増につながるとも指摘した。経総の調査によると、韓国企業の30年勤続者の賃金の水準は1年勤続者の2.95倍に達する。定年が65歳に延長される場合に発生する費用は年間30兆2000億ウォンの規模で、これは25~29歳の青年層90万2000人を雇用できる水準だ。李副会長はさらに「65歳定年延長の議論は、国民年金の支給時期が2033年に65歳へ遅れるために出ているものだ」とし、「所得空白の負担を企業にすべて押しつけることになる」と述べた。

経総が提案する代案は、定年を60歳で現行維持しつつ、企業が「退職後の再雇用」を通じて事実上の定年延長効果を出す方式だ。イム・ヨンテ経総雇用・社会政策本部長は「日本では企業が定年延長、定年制廃止、60歳定年後再雇用のいずれかを選択でき、従業員21人以上の企業の67.4%が定年後再雇用を選択している」とし、「特別法を通じて人件費の一部を支援するなど、日本の方式を積極的に参考にする必要がある」と述べた。


李沅柱 takeoff@donga.com