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4200P突破、「AI同盟」が押し上げたKOSPI

4200P突破、「AI同盟」が押し上げたKOSPI

Posted November. 04, 2025 09:35,   

Updated November. 04, 2025 09:35


KOSPIは4000ポイント突破からわずか5営業日で4200を超えた。エヌビディア(NVIDIA)のジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)と韓国企業の間で結ばれた「人工知能(AI)同盟」が、韓国のAIエコシステムへの期待を押し上げたことが要因とみられる。

3日のKOSPIは、前営業日比2.78%急騰の4221.87で取引を終えた。先月27日の終値で4000を突破してから、わずか5営業日で4200まで上回った。外国人投資家が約8000億ウォンを純買い越しし、個人投資家と機関投資家もそろって買い越したことで、株式市場を押し上げた。

達。SKハイニックスは11%近く急騰し、1株60万ウォンを軽々と突破、時価総額は450兆ウォンを超えた。

アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議期間中の期待感を背景に、AI関連企業が株式市場を牽引した。三星(サムスン)電子は3.35%上昇し、1株11万ウォンに到達。SKハイニックスは約11%の急騰で、1株60万ウォンを軽々と突破し、時価総額は450兆ウォンを超えた。

これに先立ち、ウエハー基準で月90万枚規模のDRAMを発注したオープンAIのサム・アルトマンCEOが半導体株を押し上げたのに続き、NVIDIA同盟によるAIの追い風で、半導体のみならず電力・ソフトウェア業界にも広がった。データセンター向け設備投資への期待を背景に、HD現代(ヒョンデ)エレクトリック(9.08%)などの電力機器メーカーや、LS(4.07%)などケーブル関連株も堅調に推移した。また、NVIDIAから最先端AI半導体「ブラックウェル」の供給を受ける予定の現代自動車グループ傘下のソフトウェア企業、現代オートエバーは「チメク(チキン&ビール)会合」以降、約40%の急騰を見せた。


ホン・ソクホ記者 will@donga.com