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HD現代、独ジーメンスと「米造船業のデジタル転換」に向けMOU

HD現代、独ジーメンスと「米造船業のデジタル転換」に向けMOU

Posted November. 03, 2025 08:16,   

Updated November. 03, 2025 08:16


 HD現代(HDヒョンデ)が、米造船業のデジタル転換を目的に、ドイツの産業用ソフトウエア大手ジーメンスと手を組む。「韓米造船業協力『MASGAプロジェクト』」推進の一環である。

HD現代は10月末、アジア太平洋経済協力会議(APEC)の行事が開かれた慶尚北道慶州市(キョンサンブクト・キョンジュシ)のラハンセレクトホテルで、ジーメンスと「米国造船産業の近代化および技術競争力強化のための戦略的業務協約(MOU)」を締結したと、2日発表した。両社は今回の協約を通じて、米造船所の設計品質向上や工程リスクの最小化、コスト削減策を模索する。

HD現代の造船ノウハウとジーメンスの「デジタルツイン」技術を融合し、生産工程のデジタル化を進める構想だ。デジタルツインとは、実際の工場環境を3次元の仮想空間に再現し、生産プロセスを最適化・自動化する技術だ。これを受けてHD現代は、ブロック組立・搭載工程の自動化も進め、効率性を最大限高める計画だ。

また、米国内での造船専門人材育成プログラムも共同で進める。ジーメンスが有する全米30カ所以上の教育施設を拠点とし、HD現代がここに専門教育人員を派遣して実務型教育を行う。さらに、HD現代が締結済みの米主要大学との産学協力を基盤に、両社はエンジニアリング、デジタル設計、工程自動化に特化した教育課程の開発も進める。HD現代の関係者は「MASGAプロジェクトの核心は、デジタル化・自動化による効率性向上にある。今回の協約が、米造船業の競争力強化に向けた転換点となるだろう」と話した。


チェ・ウォンヨン記者 o0@donga.com