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音楽を聴き、ホテルも予約…いまや「チャットGPT」内で完結

音楽を聴き、ホテルも予約…いまや「チャットGPT」内で完結

Posted October. 09, 2025 09:35,   

Updated October. 09, 2025 09:35


米オープンAIは「Chat GPT(チャットGPT)」内で、ホテル予約プラットフォームから音楽ストリーミング、不動産検索まで、多様なアプリを直接利用できるようにした。これに先立ち、同社はチャットGPTのチャット画面から製品を即座に購入できる「即時決済」機能も導入した。今後チャットGPTが内部であらゆる作業を処理する、いわゆる「スーパーアプリ」として収益化を進めるとの見方が出ている。

オープンAIは6日(現地時間)、米サンフランシスコで年次開発者会議「Dev Day 2025」を開催し、チャットGPT内でサードパーティー(第三者)のアプリを直接連携させ、サービスを利用できる機能を導入すると発表した。利用者はチャットGPTと対話しながら、チャットGPTを離れることなく他のアプリを呼び出し、同時に作業を行うことができるという。チャットGPTと他のアプリは、同日公開されたアプリソフトウェア開発キット(SDK)を通じて接続される。

チャットGPTで利用できるサービスは、ホテル予約プラットフォームのブッキング・ドットコムやエクスペディア、音楽ストリーミングのスポティファイ、米不動産プラットフォームのジロー(Zillow)、オンライン講義プラットフォームのコーセラ(Coursera)、デザインプラットフォームのキャンバ(Canva)とフィグマ(Figma)などだ。

たとえば利用者がチャットGPTに「ブッキング・ドットコム、来月21日から24日まで大人2人が泊まれるフランス・パリのホテルを探して。駐車可能なところで」と話しかけると、チャットGPT内にブッキング・ドットコムのパリのホテル検索結果と予約ボタンが即座に表示される。また「スポティファイ、私の好きなアーティストの曲のうち、まだ聴いていない最新曲を聴かせて」と要請すれば、チャットGPT内でスポティファイの音楽リストを閲覧できる。

オープンAIは年末までに、ウーバー(車両共有サービス)、ドアダッシュ(フードデリバリー)、オープンテーブル(レストラン予約)、ターゲット(ショッピング)、トリップアドバイザー(旅行プラットフォーム)など、さらに11のサービスを連携する予定だと明らかにした。

業界では、オープンAIがチャットGPTをスーパーアプリへと発展させようとしていると見ている。スーパーアプリとは、一つのアプリで多様なサービスを提供し利便性を高めることで、利用者離れを防ぎ、プラットフォームの拡張と収益性向上を図るものだ。コマース事業は、チャットGPTの有料プランによる収益に加え、新たな収益源を早期に確保できる分野とされる。オープンAIは先月29日(現地時間)、外部サイトに移動せずチャットGPT内で商品代金を即時に決済できる機能を発表し、この方式の取引に対しては手数料を徴収すると明らかにした。

IT専門誌テッククランチは「オープンAIはすでに人工知能(AI)基盤コマースのための全要素を備えた」とし、「購買と販売が行われるプラットフォームとしてチャットGPTが位置づけられるようになった」と評価した。


キム・ハギョン記者 whatsup@donga.com