
「特定宗教団体の党員加入」疑惑で与党「共に民主党」から離党したソウル市議会の金景(キム・ギョン)議員が、国会前の焼肉店の住所を使い、15人を党員として加入させていたことが分かった。民主党は、金氏が来年の地方選でソウル永登浦区(ヨンドゥンポグ)区長選への出馬を狙い、便法を用いて党員を確保しようとしたとみている。
民主党は、金氏が特定宗教団体の3000人余りを民主党員に加入させようとしたとの野党「国民の力」の秦鍾午(チン・ジョンオ)議員の主張を調査する過程で、金氏が加入させた党員のうち15人が国会前の焼肉店を住所に記載していた事実を確認したという。民主党は、商業地である焼肉店を住所とする党員15人が自発的に加入したのかどうかなどについて、追加調査を行っている。
民主党の趙承來(チョ・スンレ)事務総長は3日、「金氏は、永登浦区長を準備していたようで、その過程で入党や既存の党員の党籍を移す過程で、複数の違法行為が確認された」と話した。しかし趙氏は、陳議員が提起した金氏の特定宗教団体の党員加入の主張については、「現時点では事実と異なると調査されている」と一線を画した。金民錫(キム・ミンソク)首相が金氏を通じて事前選挙運動を行ったとの国民の力の主張に対しては、「荒唐無稽な政治攻撃だ」とし、「自身にかぶせられた統一教会や新天地問題など、政治と宗教の黒い癒着を隠すための言い訳に過ぎない」と反論した。
これに先立って民主党は2日、金氏に対し除名に準ずる処分を下した。金氏は先月30日、陳議員の疑惑提起直後に離党したが、党がその後の復党を制限する追加措置を講じたのだ。金氏は3日「昨日、除名趣旨の文書を受け取ったが、具体的な内容を確認しようとしている」と話した。
趙東住 djc@donga.com






