
米ハリウッドのベテラン俳優ジェーン・フォンダさん(87・写真)が、トランプ政権の表現の自由抑圧に対抗するため、父ヘンリー・フォンダさんが設立した「修正憲法第1条委員会」を80年ぶりに復活すると発表した。この団体にはナタリー・ポートマン、バーブラ・ストライサンド、ビリー・アイリッシュ、ジュリアン・ムーア、ペドロ・パスカル、アーロン・ソーキン、JJ・エイブラムスら米著名芸能人や映画監督550人余りが名を連ねた。
米CNNなどによると、フォンダさんは最近、米芸能界と同僚に伝えた声明で「今が人生で最も恐ろしい瞬間だ」とし、「だからこそ今こそ約80年ぶりに修正憲法第1条委員会を再出発させる時だと思う」と述べた。彼女は「多くの芸術家が言葉や作品で沈黙させられ投獄された『マッカーシズム時代』に、父ヘンリー・フォンダが他のアーティストと共に参加したまさにその委員会だ」と設立の趣旨を説明した。
父であり著名俳優のヘンリー・フォンダは、反共を掲げたマッカーシズム旋風に対抗し、1947年、当時の同僚俳優ハンフリー・ボガート、フランク・シナトラ、ジュディ・ガーランドらとともに修正憲法第1条委員会を設立。憲法上の権利である表現の自由を守るため、政府弾圧に立ち向かう趣旨だった。
ジェーン・フォンダが再建する委員会は宣言文で、トランプ政権を牽制する意思を鮮明にした。「連邦政府は、言論、司法、学界、エンターテインメント業界の批判者を沈黙させる組織的キャンペーンを試みている」とし、「言論と表現の自由は背景や政治的信念に関係なくすべての米国人に譲渡できない権利だ。我々はその事態を座視できない」と訴えた。
フォンダさんは先月17日、トランプ政権の圧力でABCの深夜トークショー「ジミー・キンメル・ライブ」が中断されたことを契機に委員会再建を推進したという。同番組は市民団体やハリウッドの強い反発で6日後に再開されたが、政権の圧力にテレビ局が屈したとの批判はやまずにいる。
アン・ギュヨン記者 kyu0@donga.com






