Go to contents

キム・ウンスク、今度はロマンチックコメディー

キム・ウンスク、今度はロマンチックコメディー

Posted September. 30, 2025 09:35,   

Updated September. 30, 2025 09:35


「なじみ深い魔法のランプという題材を使いながら、新鮮な問いを投げかける作品です」

10月3日に公開されるネットフリックスの13部作シリーズ「願いはすべてかなう」でランプの精ジニー役を演じた俳優キム・ウビンはこう語った。出演俳優たちも同じだった。9月29日、ソウル市江南区(カンナムグ)のホテルで開かれた制作発表会で、スジ、アン・ウンジン、ノ・サンヒョン、コ・ギュピル、イ・ジュヨンらは「脚本が新鮮で、題材も独創的だ」と口をそろえた。

「願いはすべてかなう」は脚本家のキム・ウンスク氏が世界的な話題を呼んだ「ザ・グローリー」(2022~2023年)以来、初めて披露する新作だ。千一夜物語(アラビアンナイト)の「アラジンと魔法のランプ」をモチーフに、1000年ぶりに人間界に戻ってきたランプの精ジニー(キム・ウビン)と、人間のキ・ガヨン(スジ)が出会って繰り広げるロマンチックコメディー。

ただし、ドラマではランプの精が「悪魔」であり、彼が堕落させようとするガヨンは感情が欠落したサイコパスという設定で、原作とは異なる。そのため、「願いを言え」というジニーと「願いはない」というガヨンの対立を軸に、キム氏ならではのウィットに富んだセリフが際立つ作品になりそうだ。スジは「こんなに面白いセリフを、どうすれば生き生きと表現できるかをずいぶん悩んだ」と語った。

この作品はロマンチックコメディーの基本に忠実でありながら、人間の本性も深く描いたという。キム・ウビンは「軽いロマンチックコメディーだと思って読んでいたが、物語が進むにつれて深みが現れた」とし、「三つの願いを通して、人間の本性や欲望、愛と友情の意味、善と悪への問いを投げかける作品だ」と話した。スジも「ファンタジーロマンスコメディーではあるが、家族で語り合いながら楽しめる作品」だと紹介した。

今回のドラマは韓流スターのスジとキム・ウビンの共演でも話題を集めた。二人が共演するのは2016年のドラマ「むやみに切なく」以来9年ぶりだ。スジは「全く新しい作品とキャラクターで再会したので、前作の淡い記憶がよみがえらないほど楽しかった」と語り、「呼吸もずっとスムーズで演技がしやすかった」と話した。キム・ウビンも「実感としては3年前くらいに会ったような感覚で、現場で親しくなる時間が必要なかった分、作品に集中できた」と言った。

制作中には監督交代という波乱もあった。当初は「メロが体質」などを演出したイ・ビョンホン監督が担当していたが、個人的な理由で途中降板。その後、「ザ・グローリー」でキム氏とタッグを組んだアン・ギルホ監督が引き継いだ。キム・ウビンは「イ監督と最後まで一緒にできなかったのは残念だが、アン監督がしっかりと導いてくださった」と語った。


キム・テオン記者 beborn@donga.com