
米中両国の首脳は19日(現地時間)に電話会談を行い、中国の動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」の米国事業をめぐる問題を協議した。トランプ米大統領は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」で「ティックトック承認に感謝する」と表明。20日にはホワイトハウスが「ティックトックの米国事業権とアルゴリズムは米国が直接管理する」と発表した。一方、中国商務部は「中国の法律を順守する解決策を歓迎する」と述べた。米中首脳が3カ月ぶりに電話会談を行い、関係改善の兆しが見える一方で、依然としてティックトック問題をめぐる両国間の立場の隔たりが浮き彫りとなった。
レビット米大統領報道官はFOXニュースのインタビューで、「取引が成立したと100%確信しており、署名を残すのみだ」とし、「取引の実現に向けて中国と協力している」と述べた。また「米国内でティックトックを運営する理事会は7人で構成し、うち6人は米国人が占める」と説明した。ブルームバーグ通信はホワイトハウス当局者の話として、米中合意によりティックトックの親会社バイトダンスの米国事業における持株比率は20%未満に減少し、新たな投資家としてソフトウエア企業オラクル、米ベンチャーキャピタルのアンドリーセン・ホロウィッツ、プライベートエクイティ投資会社のシルバーレイク・マネジメントが出資すると伝えた。レビット氏はさらに、「アルゴリズムも米国が管理する」と強調し、理事会再編とアルゴリズム管理によって国家安全保障上の懸念を払拭する考えを示した。
これに対し、中国はティックトックの米国事業権売却について引き続き慎重な姿勢を崩していない。中国商務部は同日、「中国政府は企業の意向を尊重し、中国の法律を順守しながら利害関係をバランスよく調整する解決策を歓迎する」と表明した。19日のトランプ氏との電話会談で習近平国家主席は、「米国はこれまでの交渉成果を損なわないよう、一方的な貿易制限措置を控えるべきだ」と述べた。
イ・ギウク記者 71wook@donga.com






