
「サングラスをかけろ、『ソン』がまぶしい!」
米メジャーリーグサッカー(MLS)事務局は18日、ロサンゼルスFC(LAFC)とソルトレーク戦の結果をこう伝えた。英語で太陽を意味する「サン(sun)」と孫興慜(ソン・フンミン、33、LAFC)の姓の発音が似ていることに着目したものだ。
MLS事務局は「ソンセーショナル!LAFCのスーパースターがMLS初ハットトリックを達成」と題した記事も掲載。孫興慜の姓と、驚異的という意味の英単語「センセーショナル(sensational)」を掛け合わせた造語だ。
この日、敵地でのソルトレーク戦で3ゴールを決め、チームを4-1の勝利に導いた孫興慜の活躍は、この表現にふさわしい圧巻のものだった。
孫興慜は試合開始3分で先制ゴールを奪った。ティモシー・ティルマン(26)からパスを受けた孫興慜は、ペナルティーエリア内にドリブルで切り込み、右足でシュートを放ちネットを揺らした。14日のサンノゼ戦(4-2、LAFC勝利)で開始53秒にMLS初ーゴールを決めたばかりだったが、この日も電光石火の一撃となった。
続く前半16分、孫興慜はペナルティーアーク左側から右足でミドルシュートを決めて2点目。さらにチームが2-1でリードしていた後半37分、カウンターからデニス・ブアンガ(31・ガボン)のラストパスをスライディングシュートで押し込み、MLS初のハットトリックを完成させた。
クラブチームでのハットトリックは、イングランド・プレミアリーグ(EPL)のトッテナム・ホットスパー時代、2023年9月2日バーンリー戦以来747日ぶり。今季MLS第5号となる得点後、ブアンガとともに前転★セレモニー★を披露した。
孫興慜がプロ入り後、1試合3得点以上を記録したのは通算8度目。ドイツ・ブンデスリーガのレバークーゼン時代に2度、トッテナムでは5度ハットトリック以上を達成。特に2020年9月のサウサンプトン戦では4得点を叩き込み、5-2の大勝に貢献した。1試合4得点は「ハウル★(haul)」と呼ばれる。
トッテナムでハリー・ケイン(32、バイエルン・ミュンヘン)と「ソンケ・デュオ」を組み47得点を合体させた孫興慜は、LAFCではブアンガと攻撃陣を牽引。ブアンガはサンノゼ戦でハットトリックを達成しており、ファンは二人を「フンブ・デュオ」と呼んでいる。
孫興慜は試合後、「ブアンガと一緒にプレーするのは本当に楽しい。ブアンガが合わせてくれるおかげでシナジーが生まれている」と語った。
孫興慜は今月、米国とメキシコとの代表戦で2試合連続ゴールを含め、公式戦4試合連続ゴールを記録。サッカーデータ専門サイト「フースコアード・ドットコム」は満点の10を付与した。先月加入後、急速にチームに溶け込んだ孫興慜は、レギュラーシーズン6試合で5得点2アシストをマーク。「まだ適応段階だと思う。これからもっと良くなる」と手応えを語った。別の統計サイト「フットモブ(FotMob)」は9.7を付与。
残り5試合となったLAFCは、この勝利で勝ち点47(13勝8分7敗)とし、西カンファレンス4位に浮上。ポストシーズンとなるMLSカップ出場圏内の9位サンノゼ(勝ち点35)に勝ち点12差を付けた。孫興慜加入後、LAFCは3勝2分1敗と好調を維持している。
ハン・ジョンホ記者 hjh@donga.com






