
「人間鳥」と称されるアルマンド・デュプランティス(25・スウェーデン)が、通算14回目の世界記録を樹立し、世界陸上選手権大会で3連覇を達成した。
デュプランティスは15日、東京国立競技場で行われた世界陸上選手権男子棒高跳び決勝で6メートル30を跳び、先月ハンガリーのグランプリで自身が記録した6メートル29の世界記録を更新した。2位となったエマヌイル・カラリス(25、ギリシャ)の記録は6メートル00で、その差は30センチ近くに広がった。
この種目での世界陸上3連覇は、1983年のヘルシンキ大会から1997年のアテネ大会まで6連覇を果たした「元祖人間鳥」セルゲイ・ブブカ(62・ウクライナ)以来で、デュプランティスが初めてとなる。デュプランティスはこの日の優勝で国際大会36連勝を記録した。
4年前、同じ会場で開かれた東京五輪では、無観客のスタンドを前に試合に臨み、6メートル02というやや物足りない記録で金メダルを獲得した。
しかしこの日は5万3千人の満員の観衆が応援する中で世界記録を打ち立て、栄冠をつかんだ。試合途中にはファンのために、日本出身の「野球レジェンド」鈴木一朗(50)の打撃フォームを真似たパフォーマンスを披露する場面もあった。デュプランティスは「観客と世界記録の喜びを分かち合えた、とても特別な一日になった」と語った。
任寶美 bom@donga.com






