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韓国大統領室、放送通信委員長に初の辞任要求

韓国大統領室、放送通信委員長に初の辞任要求

Posted September. 01, 2025 09:07,   

Updated September. 01, 2025 13:40


韓国大統領室が、公職者の政治的中立違反などの疑いで警察の捜査を受けている李真淑(イ・ジンスク)放送通信委員長(写真)に対する職権免職を検討している中、禹相虎(ウ・サンホ)大統領政務首席秘書官は「大邱(テグ)市長に出馬するつもりなら、辞めて出て行くのが筋ではないか」と述べた。李氏の進退をめぐって与党が圧力を強める状況で、大統領室から李氏に対する自主的な辞任要求が出たのは初めてだ。

禹氏は30日、全国9つの民間放送局との対談で李氏について、「どう見てもあの方は放送通信委員長を務める目的が政治的なようだ」と批判した。また「過去に放送通信委員長が放送政策について見解の相違を述べたことはあっても、政治的発言をして警告を受けたりしたことはなかったのではないか」とし、「閣議に来ても指示されてもいないのに準備してきた発言をしてニュースを作り、自らSNSを使ったり、記者のところに行って自分の発言を積極的に明かす」と指摘した。

禹氏はさらに「李氏の大邱市長出馬説もあるが、政治的出馬を考えているなら辞めて出て行くのが筋ではないか、助言したい」と強調した。大統領室の職権免職の検討に続き、李氏に対する圧力が一層強まったとみられる。大統領室の姜由楨(カン・ユジョン)報道官は先月29日、「監査院が先月初め、李氏が政治的中立義務に違反したと結論づけた」とし、来年8月まで任期のある李氏に対する職権免職を検討していると明らかにした。

これに対して李氏は31日、SNSを通じて「法的に定められた機関長の任期は保障されるべきだと一貫して主張してきた」とし、「私が任期を全うすれば地方選挙への出馬は不可能だ」と反論した。また、委員長が自動的に交代となる「放送メディア通信委員会」設置法の推進について、「目的のために法律を変えるなら、法律を支配することになる」とし、「法律を支配するのは独裁だ」と批判した。


シン・ギュジン記者 newjin@donga.com