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「米特殊部隊に勤務」 崔泰源氏の娘婿がイラン攻撃作戦に参加

「米特殊部隊に勤務」 崔泰源氏の娘婿がイラン攻撃作戦に参加

Posted June. 26, 2025 08:46,   

Updated June. 26, 2025 08:46


崔泰源(チェ・テウォン)SKグループ会長の娘婿であるケビン・ファン氏(35)が、中東に駐留する米中央軍傘下の特殊戦部隊(CSOJTF−C)に所属し、イラン本土の核施設を攻撃する作戦に関与していたことがわかった。

財界の関係者によると、ファン氏は24日、自身のリンクトインに「中東の合同タスクフォース本部での勤務は、ウクライナやインド太平洋軍よりも楽だと思っていた。しかし、わずか6ヵ月で、こんなことが起きるとは想像もしなかった」と記した。そのうえで「(この6ヵ月間)アサド政権が崩壊し、(反政府武装組織の)フーシ派がわれわれの爆撃に降伏し、われわれはイスラエルとともにイラン本土を爆撃する作戦に参加した」とも記した。

これはファン氏が昨年12月、シリアのバッシャール・アル・アサド政権の崩壊と、今月のイエメンにおけるフーシ派排除作戦を遂行し、22日(現地時間)には米軍がB−2爆撃機でイランの核施設を攻撃した作戦に関与した可能性を示したものとみられる。ファン氏はまた、「少佐に昇進し、功労勲章も受けた」とし、「イランのミサイル攻撃の最中でも、新たな起業プロジェクトのために55万ドルの投資を誘致した」と綴った。

ファン氏はリンクトインの経歴欄に、昨年11月から現在まで米海兵隊に勤務中と記している。昨年10月、崔会長の次女ミンジョンさん(34)と結婚式を挙げた直後に派兵されたと推定される。ファン氏は中国系米国人で、ハーバード大学とスタンフォード大学で経営学修士(MBA)課程を修了し、米国でスタートアップ企業を運営していた経歴の持ち主。2016年に学士士官として米海兵隊に入隊し、大尉まで務めた後、2021年に予備役に転換していた。米軍では予備役から現役に再転換するケースも珍しくないという。


パク・ジョンミン記者 blick@donga.com