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チャットGPTの「イメージ生成」が人気、国内で1日のユーザーが125万人超え

チャットGPTの「イメージ生成」が人気、国内で1日のユーザーが125万人超え

Posted April. 02, 2025 08:21,   

Updated April. 02, 2025 08:21


オープンAIのチャットGPTの国内での1日のユーザー数が120万人を超えた。新しく発売したイメージ生成サービスが人気を得てからだ。

1日、データプラットフォーム企業「アイジーエーワークスモバイルインデックス」によると、先月27日基準でチャットGPTの国内での1日の活性ユーザー数(DAU)は、過去最多の125万2925人と集計された。先月10日に103万3733人で初めて100万人台を突破後、2週間で最多記録を塗り替えた。

オープンAIが先月25日に発売した「チャットGPT-4oイメージ生成」サービスが、ユーザー増加に決定的な役割を果たした。このサービスは、プロンプトに指示事項を具体的に入力しなくても、ユーザーの狙いを把握して希望するイメージを生成する。特に、ユーザーの間で自分の写真をプロンプトに入れ、日本のアニメーション制作会社「スタジオジブリ」やディズニーなどの絵柄の形に変えることが流行のように広がっている。

オープンAIはこのような人気に支えられ、推論能力を備えた人工知能(AI)モデルを消費者と開発者に無料で公開する予定だ。オープンAIのサム・アルトマン最高経営者(CEO)は先月31日(現地時間)、自分のソーシャルメディアのXアカウントに、「GPT-2以降、『オープンウェイト』モデルを初めて発売することになった」とし、数カ月以内に推論モデルをユーザーに無料で提供する計画を明らかにした。

オープンウェイトとは、モデルが質問にどのように回答するかを決める「設定値」(訓練加重値)を公開することで、企業が非公開にするコア技術を公開することであり、その意味が大きい。オープンAIは、自社のAIモデルシリーズのGPT-2まではコアコードを公開したが、GPT-3からはこれを公開しない閉鎖型モデルで運営してきた。オープンAIが、このように無料でダウンロードしてユーザーが直接修正後に使用できるオープンウェイトモデルを発売するのは、オープンソースモデルに移動した開発者の注目を再び集め、究極的には現在年間10億ドル以上の収益を創出している有料モデルへとユーザーを誘導しようとする戦略と分析される。

一方、オープンAIは、ソフトバンクが主導した400億ドル(約58兆8000億ウォン)規模の投資誘致を成功裏に完了したと明らかにした。昨年10月は1570億ドルだったオープンAIの企業価値は3000億ドルで、5ヵ月ぶりに2倍に跳ね上がった。


ナム・ヘジョン記者 namduck2@donga.com