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塾の近くまで「子供の食品安全保護区域」を拡大

塾の近くまで「子供の食品安全保護区域」を拡大

Posted December. 06, 2024 09:46,   

Updated December. 06, 2024 09:46


子どもの食品安全保護区域が、従来の学校周辺から塾周辺にまで拡大される。無人販売店やマーラータン飲食店など、青少年がよく訪れる調理や販売店の安全管理も強化される。

食品医薬品安全処は5日、このような内容を盛り込んだ「第6次子ども食生活安全管理総合計画」を公開した。今回の総合計画には、放課後、児童生徒らが塾周辺の飲食店でおやつを買って食べることを考慮し、現在、学校周辺の200メートルに指定されている子どもの食品安全保護区域を、塾周辺にまで拡大する内容が盛り込まれている。子供の食品安全保護区域に指定されれば、担当管理員が定期的に食品衛生を指導し、高カフェイン含有食品の販売有無なども点検することになる。食品医薬品安全処の関係者は、「塾の近くの範囲などは、関係部署および業界と協議して決める」と明らかにした。

子供と青少年がよく訪れる無人販売店とマーラータンの飲食店など、調理・販売業者の安全管理も強化することにした。来年は、チキンなどを子供嗜好食品に指定し、ナトリウムや脂肪など栄養成分の表示を2026年までに段階的に義務付ける予定だ。子供が多く視聴するユーチューブなどを通じて、高カロリーおよび低栄養食品を案内する事業も始める。食品医薬品安全処の関係者は、「モノのインターネット(IoT)を活用して、給食食材の保管から配膳まですべての工程温度などをリアルタイムで管理するシステムも、2027年までに用意する」と話した。


パク・ギョンミン記者 mean@donga.com