Go to contents

慶北の医学部生が修能で398点、「上向き志願」が現実に

慶北の医学部生が修能で398点、「上向き志願」が現実に

Posted November. 23, 2024 09:09,   

Updated November. 23, 2024 09:09


慶尚北道(キョンサンブクド)地域の医学部の在学生が、2025学年度大学修学能力試験(修能)の仮採点の結果、原点数400点満点で総点398点を取ったことが分かった。ソウル大学医学部に合格可能な最上位圏の点数を取ったのだが、これをめぐって、受験生と保護者の間からは、「休学した医学部生が再び入試に挑戦し、最上位圏を総なめするだろう」という懸念が現実になったという反応が出ている。

22日、教育界によると、慶尚北道の医学部1年生に在学中の受験生は、国語・数学・英語・探求科目で原点数398点(400点満点)を取ったという仮採点の結果を公開した。学生は、科学探求領域で地球科学の一問題だけ間違っていることが明らかになり、「地域首席である可能性もある」という話が出ている。ただ、仮採点の成績なので、来月6日、韓国教育課程評価院が成績を通知する際、点数は変わる可能性がある。

学生は、ソウル所在の医学部への挑戦のために、修学能力試験を準備してきたという。これに先立って、鍾路(チョンノ)学院は、2025学年度の定時でソウル大医学部の合格ラインを、国語・数学・探求領域の原点数で300点満点中294点になると予測した経緯がある。仮採点の結果通りなら、ソウル大学医学部に合格できる成績だ。

入試業界からは、今年初めから休学届を出して授業を拒否した医学部生の多くが主要大学医学部に入学するために再び入試に挑戦するだろうという見通しが出ていた。教育界の関係者は、「首都圏の私立大学の医学部では、今年の新入生のうち60%が修学能力試験を再び受けるという話が出た」と伝えた。

医学部の在学生たちが、浪人を選んで最上位圏の医学部に進学すれば、自然系列にも連続的に影響を与え、高校3年生の在学生は相対的に選択肢が減ることになる。鐘路学院のイム・ソンホ代表は、「浪人をする受験生は定時に強いため、高校3年生の場合、随時を優先的に考えなければならない」とし、「試験が昨年より簡単で、上位圏の同点者が多く出ると見られるだけに、顔色伺いの争いが激しいものと見られる」と話した。


キム・イェユン記者 yeah@donga.com