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検察、金万培被告から数億ウォン授受の元ジャーナリスト2人に令状請求

検察、金万培被告から数億ウォン授受の元ジャーナリスト2人に令状請求

Posted July. 12, 2024 08:48,   

Updated July. 12, 2024 08:48

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検察が、華川大有(ファチョンテユ)資産管理大株主の金万倍(キム・マンベ)被告から請託を受けて巨額を授受した疑いで、元ジャーナリストに対して拘束令状を請求した。

ソウル中央地検・反腐敗捜査1部(李峻東部長検事)は11日、ハンギョレ新聞と中央日報幹部出身の元ジャーナリストA氏とB氏に対し、背任収賄および請託禁止法違反の疑いで拘束令状を請求したことを明らかにした。二人は金被告から「大庄洞(テジャンドン)開発事業に批判的な記事が報道されることを防ぎ、有利な記事が報道されるようにしてほしい」などの請託を受けて金品を授受した容疑がもたれている。検察によると、A氏は2019年5月から2020年月まで計8億9000万ウォンを、B氏は2019年4月から2021年8月まで2億100万ウォンを授受したという。

A氏とB氏は、それぞれ金被告からお金を借りたか、貸したお金を返してもらったものだと釈明してきた。だが、検察は2019年3月から大庄洞事業の配当を控えていた金被告が今後発生しうる問題に対応するためにジャーナリストだった二人に金銭を支援をしたものと判断した。

金被告が、「大庄洞疑惑」に関する報道を管理するために、メディア関係者らと金銭取引をしたという疑惑は、昨年1月に初めて浮上した。検察は1年3ヵ月が過ぎた今年4月、彼らを家宅捜索して強制捜査に着手した。最近では、彼らを相手に数回にわたって取り調べを行ったという。彼らと同じ容疑で捜査を受けてきた別のメディアの幹部C氏は先月29日、遺体で発見された。


パク・ジョンミン記者 blick@donga.com