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東南アジアを虜にしたKピザ、ゴーピザがタイで1000万ドルの投資誘致へ

東南アジアを虜にしたKピザ、ゴーピザがタイで1000万ドルの投資誘致へ

Posted May. 29, 2024 08:33,   

Updated May. 29, 2024 08:33

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1人用ピザのフランチャイズ企業「ゴーピザ」が、タイ財界トップのCPグループから1000万ドル(約136億ウォン)規模の投資を誘致したことが、28日確認された。ゴーピザは、インドやシンガポール、インドネシア、タイなどの東南アジアで売り場を急速に拡大している。

投資銀行(IB)業界によると、ゴーピザは最近、CPグループの主要流通系列会社で、コンビニのセブンイレブンやスーパーマーケットのロータスなどを運営しているCPALL(CPオール)から投資を受けた。CPオールの海外スタートアップへの投資は今回が初めてだ。CPグループは1921年、広東省出身の華僑・謝易初が起業したタイの大企業集団だ。

今回の投資で、ゴーピザの累積投資の誘致額は約600億ウォンになった。昨年、ゴーピザは投資市場の不況の中でも、未来(ミレ)アセット証券やGSベンチャーズ、CJインベストメントから250億ウォンを誘致した。

2016年にイム・ジェウォン代表がフードトラックで始めた同社は、2019年にインドを皮切りに海外に進出した。現在、7ヵ国で200あまりの店舗を運営している。海外で、「プルダックボルケーノピザ」、「ソウルスノーピザ」など韓国的特性と現地の味覚を組み合わせたメニューを開発して成長している。ゴーピザは、今年の売上400億ウォンと月間黒字への転換を予想している。

ゴーピザがフードテック企業として注目される理由は、非常に小さな売り場でもピザを作り出すことができる拡張性のためだ。イム代表が企画した「ゴーブン」は、1人用ピザ6個を3分以内に焼くことができるかまどだ。場所を余り取らないので、3坪の売場でもピザを作ることができる。

今回の投資誘致で、CPオールの流通チャンネルの一つであるタイ内のセブンイレブンでも、ゴーピザが買える可能性が高くなった。


イ・ミンア記者 omg@donga.com