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ソウル市、「父母の日」記念、高齢者に特別食で「おもてなし」

ソウル市、「父母の日」記念、高齢者に特別食で「おもてなし」

Posted May. 08, 2024 09:31,   

Updated May. 08, 2024 09:31

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ソウル市が7日、「父母の日」の8日に、低所得の高齢者を対象にカルビタン、チャプチェ、チヂミ、餅などの料理を提供することを明らかにした。

低所得高齢者給食支援事業に参加する約3万2千人が対象だ。「父母の日」の特別食メニューは、これまで単価が高かったり、調理過程が複雑で提供が難しかった料理を中心に用意される。具体的な食事の構成は、高齢者に食事を提供する敬老食堂と弁当・おかずの配達を行う機関で自律的に決定する。

低所得高齢者給食支援は、経済的に困難であったり、やむを得ない事情で食事を抜く60歳以上の高齢者に、敬老食堂で週6回の無償給食を提供する事業だ。移動が不自由な高齢者には、弁当を週7回配達する。自宅で調理が可能な高齢者には、週2回おかずを配達する。特に、慢性疾患で一般的な食事が難しい高齢者には、低糖・低塩食やタンパク質制限食など一人一人の健康に応じた弁当も提供している。

市は、高齢化で給食申請者が増加したため、昨年10月から地域内の食堂を高齢者同行食堂に指定・運営する試験事業も推進している。高齢者に給食カード(デビットカード)を支給し、好きな時間に好きな食堂を訪れ、1食当たり8千ウォンずつ週5回食事ができるようにする。

市は、「父母の日」だけでなく、旧正月、秋夕(チュソク・陰暦8月15日)、丑の日など年間7回にわたって特別食を提供している。


イ・ソジョン記者 sojee@donga.com