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あなたの一票が決める「私たちの明日」

Posted April. 10, 2024 08:41,   

Updated April. 10, 2024 08:41

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4月10日、選択の日が明けた。有権者の一票が「私たちの明日」を決定する。尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権3年目に行われる中間評価の性格である総選挙で、誰が国会議席数の過半数を占め、誰が院内第1党を占めるかが、今後の任期中の国政運営の方向に影響を与えることになる。

2020年の第21代総選挙では、当時政権与党だった「共に民主党」が180議席の圧勝を収め、文在寅(ムン・ジェイン)政権の任期後半に力を与えたが、多数議席を前面に押し出した与党の立法独走の結果、2年後の大統領選挙では敗北した。16年の第20代総選挙では、与党だったセヌリ党が122議席で過半数はもとより院内第1党に失敗し、「政府与党審判投票」という成績表を受け取った。朴槿恵(パク・クンヘ)大統領(当時)は国会の過半数崩壊で国政動力を失い、翌年に弾劾された。李明博(イ・ミョンバク)政権末期の12年の第19第総選挙では、「朴槿恵非常対策委員会」が主導したセヌリ党が期待以上の過半数を獲得し、政権続投につながった。

今回も選挙結果によって国政と政治に地殻変動が予想される中、選挙前日の9日、与野党のトップはそれぞれ、「一票が足りない」(与党「国民の力」韓東勲非常対策委員長)、「大統領選挙の時よりも切迫している」(最大野党「共に民主党」の李在明代表)と、最後の一票を訴えた。

韓氏は同日午前に発表した対国民メッセージで、「過去2年間、韓国政府と与党は大変だった」とし、「4年間、仕事はせずに防弾ばかりする勢力、次々に刑務所に行く人々にわが国、偉大な大韓民国の立法府を任せることはできない。政府と与党に戦い続ける力を与えてほしい」と述べた。「共に民主党」と祖国革新党を批判したのだ。

李在明(イ・ジェミョン)代表は同日午前、大庄洞(テジャンドン)裁判に出席する前に記者会見文を読み上げ、「抑えなければならない物価は抑えず、政敵と反対勢力を抑圧する」とし、総選挙前日に裁判が開かれたことに反発した。そして「必ず投票して、国民を裏切った政治勢力の過半数議席の獲得を必ず阻止してほしい」とし、「いかなる権力も国民に勝てないことを国民の手で証明してほしい」と訴えた。

与野党の選挙対策委員会は、選挙前日まで全国50~60ヵ所を本投票当日の投票によって結果が変わる可能性がある「接戦」地域と見ている。「国民の力」は、小選挙区と比例議席を合わせて「120議席以上」を見込んでいる。同党の選挙対策委員会関係者は、「全国60ヵ所の接戦区では『ゴールデンクロス』(支持率逆転)現象が続くと見ている」とし、「60ヵ所のうち3分の1だけ勝利しても120議席の確保が可能だ」と話した。「共に民主党」の韓秉道(ハン・ビョンド)戦略企画委員長は、「(小選挙区)151議席を目標に順調に進んでいる」と診断した。彼は与党のゴールデンクロスの主張に対しては、「私たちの分析では、どこにもゴールデンクロスが現れていることを感知できない」と一蹴した。


金志炫 jhk85@donga.com · 朴訓祥 tigermask@donga.com