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李洛淵氏が11日に離党宣言、第3地帯「ビッグテント」本格化の見通し

李洛淵氏が11日に離党宣言、第3地帯「ビッグテント」本格化の見通し

Posted January. 09, 2024 08:45,   

Updated January. 09, 2024 08:45

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新党結成に乗り出した最大野党「共に民主党」の李洛淵(イ・ナクヨン)元代表が、11日に国会で離党を宣言する。その後、遅くとも2月初めまでに新党結成作業を終える計画だ。李洛淵氏は9日、「韓国の希望」の梁香子(ヤン・ヒャンジャ)代表の出版記念会に出席し、与党「国民の力」の李俊錫(イ・ジュンソク)元代表、「新しい選択」の琴泰燮(クム・テソプ)共同代表らと会う。政界では、李洛淵氏の離党宣言後、第3地帯「ビッグテント」構想にも本格的に弾みがつくものと見ている。

李洛淵氏側関係者は8日、李洛淵氏の記者会見の計画を明らかにし、「長く所属してきた民主党を離党することに対する感想を伝え、離党するしかない状況について説明するだろう」と明らかにした。会見文には、「合理的な進歩と温かい保守が共にする新しい政治勢力を作る」という構想が含まれるという。

李洛淵氏側は同日、李俊錫氏が率いる「改革新党」(仮称)と光州(クァンジュ)で合同討論会を行うなど、外延の拡大を本格化する。「改革新党」のチョン・ハラム創党準備委員長は同日、李洛淵氏側の辛京珉(シン・ギョンミン)元議員とともに光州で開かれた政治革新討論会に出席し、「2大政党が持つ安全議席の既得権を打破したい」と強調した。

ただし、李俊錫氏は新党の第1号公約として、「公共放送の中立化」を発表するなど、連合政党の議論とは別に新党結成作業を続ける方針であり、今後、ビッグテントの主導権をめぐる争いも予想される。李俊錫氏は電話取材に対して、「(ビッグテント議論を)急ぐ理由はない」とし、「私たちは新党結成がほぼ完了しているので余裕がある」と話した。

「共に民主党」の非明(非李在明)系の「原則と常識」所属議員4人も今週、離党する考えを表明する計画だ。彼らは、李洛淵氏の新党には参加せず、第3地帯連合の推進に乗り出す計画だ。

「原則と常識」所属の李元旭(イ・ウォンウク)議員は同日、YTNラジオ番組で、「私たちは離党すれば、李俊錫氏、李洛淵氏を含む多くの新党推進勢力をまとめる役割をしたい」と話した。「原則と常識」は、琴泰燮氏の「新しい選択」をはじめ、鄭泰根(チョン・テグン)元議員、朴元錫(パク・ウォンソク)元議員が主導する「あなたと共に」との連合政党の可能性を模索している。


ユン・ダビン記者 イ・スンウ記者 empty@donga.com