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尹大統領「テロは自由民主主義の敵…李代表の快癒を祈る」

尹大統領「テロは自由民主主義の敵…李代表の快癒を祈る」

Posted January. 04, 2024 08:31,   

Updated January. 04, 2024 08:31

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尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が3日、最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表が刃物で襲われた事件を受け、「テロは被害者に対する加害行為、犯罪行為を超え、人間の自由を抑圧し、自由社会を目指す我々すべての敵だ」と述べた。李氏に対する襲撃事件を「テロ」と規定し、断固たる対応を注文した。

尹大統領は同日午前、青瓦台(旧大統領府)迎賓館で行われた「2024年新年交歓会」の冒頭発言で、「今日この場に出席する予定だった民主党の李在明代表が昨日テロに遭い、現在治療中だ」と述べた。そして、「我々全員が心を一つにして被害者を慰め、同じ気持ちで断固として対応しなければならない」とし、「私たち皆で李代表の早期の快癒を祈ろう」と付け加えた。尹大統領は前日、ハン・オソプ大統領政務首席秘書官が李氏を慰問する計画を報告すると、李氏をしっかり見舞うよう注文したという。

与党「国民の力」の韓東勲(ハン・ドンフン)非常対策委員長も新年交歓会で、「国民の力はすべての暴力に強く反対するだけでなく、陣営に関係なく被害者の側に立って行動する人々」とし、「李代表の快癒を祈る」と述べた。韓氏は非常対策委員長就任後、尹大統領と公式に初めて対面した。2019年にそれぞれ検事総長と最高検察庁の反腐敗強力部長だった2人は、行政府首脳と与党代表の立場で公式日程を共にした。

尹大統領は同日、「昨年、国民が幸せな国、温かい社会を作るために、政界、政府、宗教界、出席したすべての方々が本当に努力してくださったことに感謝する」とし、「未来世代の幸せと豊かな民生に向けて共に頑張ろう」と述べた。

新年交歓会には、金振杓(キム・ジンピョ)国会議長、曺喜大(チョ・ヒデ)大法院長、李悰錫(イ・ジョンソク)憲法裁判所長、韓悳洙(ハン・ドクス)首相、盧泰嶽(ノ・テアク)中央選挙管理委員長の5部要人を含む国家要人約200人が出席した。民主党と正義党の指導部は参加しなかった。李氏襲撃の影響のほか、国会本会議を通過した金建希(キム・ゴンヒ)夫人のドイツモーターズ株価操作疑惑と大庄洞(テジャンドン)開発事業「50億クラブ」特検(別名「双特検」)に対する大統領室の拒否権行使方針に対する抗議の性格が含まれているものとみられる。

昨年の新年交歓会に出席した金夫人は、今年は出席しなかった。


全主榮 aimhigh@donga.com