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マスクリスクのX、企業価値が1年間で72%暴落

マスクリスクのX、企業価値が1年間で72%暴落

Posted January. 02, 2024 08:15,   

Updated January. 02, 2024 08:15

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ソーシャルメディアX(エックス=旧ツイッター)の企業価値がテスラの最高経営責任者(CEO・写真)のイーロン・マスク氏に売却されてから約1年間で大幅に下落したという分析が出た。主な理由として議論を呼んでいるマスク氏の相次ぐ発言が挙げられている。

先月31日(現地時間)、米国のオンラインメディア「アクシオス」が米運用大手会社フィデリティの分析を引用して報じた内容によると、昨年11月末基準でXの企業価値は約125億4000万ドル(約1兆6108億ウォン)で、マスク氏が買収した約1年前に比べて71.5%暴落したものと評価された。マスク氏は2022年10月、ツイッターを440億ドルで買収し、ブランドをXに変えた。

アクシオスは特に、昨年11月の1ヵ月間だけでXの企業価値が10.7%急落したと報じた。同期間、マスク氏は米紙ニューヨークタイムズとの公開対談で、Xへの広告を取り下げた広告主に下品な言葉で非難した。当時、マスク氏は反ユダヤ主義やその他の憎悪発言問題を受けてウォルトディズニーやアップルなどの大手企業がXでの広告を停止すると、「私をお金で脅迫している」として怒りを示した。一方、同期間、ライバルソーシャルメディアのメタ(旧フェイスブック)の株価は4.9%上昇した。

これに関連してブルームバーグ通信は、Xの昨年の広告収入が一昨年の半分水準に止まるものと予想した。


キム・ハギョン記者 whatsup@donga.com