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来年「3万ウォン台の5G料金プラン」の中低価格スマートフォンを発売

来年「3万ウォン台の5G料金プラン」の中低価格スマートフォンを発売

Posted November. 09, 2023 08:55,   

Updated November. 09, 2023 08:55

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今月から第5世代(5G)モバイル通信専用端末のユーザーも、安価なロングタームエボリューション(LTE)の料金プランを使用できるようになった。来年第1四半期(1~3月)は3万ウォン台の5G料金プランが発売され、中低価格のスマートフォンも発売される。

科学技術情報通信部は8日、政府ソウル庁舎で、秋慶鎬(チュ・ギョンホ)副首相兼企画財政部長官の主宰で開かれた非常経済閣僚会議でこのような内容を盛り込んだ「通信費の負担緩和策」について発表した。今回の対策は、科学技術情報通信部が7月に出した「通信市場の競争促進策」の後続措置だ。政府は最近、5Gの料金プランを2度見直したが、5G料金プランの最低区間が高いうえ、高価格帯中心の端末により依然として家計における通信費の負担が大きいという指摘が提起された。

政府は、ユーザーの料金プランの選択肢を拡大することに重点を置いた。これまでは不可能だった5Gスマートフォンのユーザーが、LTE料金プランに加入できるよう、SKテレコムやKT、LGユープラスなどのモバイル通信業者は、利用約款を改正することにした。データを少なく使う5G機器のユーザーは、低価格のLTE料金プランを選択できるようになる。逆に、LTEスマートフォンユーザーの5G料金プランの加入も可能になる。通信3社は今月から、順次これを推進する予定だ。

現在4万ウォン台の5G料金プランの下限ラインも引き下げられる。科学技術情報通信部は、モバイル通信3社と協議し、来年第1四半期内に3万ウォン台の料金プランを新設することにした。また、通信会社別に2、3種に過ぎず、選択権が限られている30GB以下の少量データ区間の料金プランも細分し、ユーザーが実際に使った分だけ料金を払えるよう見直す予定だ。ローミング割引やコーヒー、映画クーポンなどの付加特典を強化した「青年5G料金プラン」も、来年第1四半期に新設することにした。

端末の選択権も大きくなる。韓国国内のスマートフォンメーカーは、30万~80万ウォン台の端末を年内に2種、来年上半期(1~6月)に3~4種を発売する方針だ。政府からの端末支援がない代わりに通信料金を25%割引する「選択約定割引制度」も、既存の2年約定中心から1年単位で自動更新できる事前予約機能を、来年第1四半期に導入する予定だ。


 ナム・ヘジョン記者 namduck2@donga.com