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2034年W杯はサウジ開催へ事実上確定、豪州が招致断念

2034年W杯はサウジ開催へ事実上確定、豪州が招致断念

Posted November. 02, 2023 08:51,   

Updated November. 02, 2023 08:51

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サウジアラビアがサッカー2034年ワールドカップ(W杯)の開催を事実上確定した。

ジャンニ・インファンティーノ国際サッカー連盟(FIFA)会長は1日、ソーシャルメディア(SNS)に、今後のワールドカップ(W杯)開催国と開催方式などについて説明し、「2034年W杯はアジアで開催される予定だ」と書いた。2034年W杯は、共催を表明した豪州とインドネシア、そしてサウジアラビアが争う構図だった。しかし先月18日、インドネシアがサウジ開催を支持すると宣言した。すると豪州は先月30日、大会招致を断念する意向を明らかにした。FIFAが提示した2034年W杯開催意向書提出の期限は今月30日。FIFAは期限切れになればサウジを2023年W杯開催国として正式発表するものと見られる。2002年韓日大会と昨年のカタール大会に続き、アジア大陸で開かれる3度目のW杯となる。

サウジでW杯が開かれれば、開幕時期は昨年カタールW杯のように冬になるものと予想される。これまでW杯が主に開かれてきた6~7月のサウジの平均気温が37~38度と高く、FIFAはこの時期を避けるものと見られる。

2026年W杯は米国、カナダ、メキシコ(北中米)が、2030年W杯はスペイン、ポルトガル、モロッコ(欧州、アフリカ)が共催する。


金培中 wanted@donga.com