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コロナ禍後の2年間の韓国の成長率4.1%、先進41ヵ国で25位

コロナ禍後の2年間の韓国の成長率4.1%、先進41ヵ国で25位

Posted October. 30, 2023 08:33,   

Updated October. 30, 2023 08:33

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コロナ禍の影響から抜け出したばかりの昨年と今年の韓国の経済成長率は、先進経済圏の中で中下位の水準に止まったことが分かった。29日、国際通貨基金(IMF)の世界経済見通し(WEO)によると、韓国は昨年の2.6%に続き、今年は1.4%の年間成長率を記録するものと予想される。2年間の合計成長率は4.1%で、IMFが分類する41の先進経済圏(香港、マカオなどを含む)のうち、米国(4.15%)に次いで25位だった。先進経済圏の中では、マカオ(47.6%)が最も高い成長率を示し、アイルランド(11.4%)などの順だった。先進経済圏の2ヵ年の平均成長率は5.9%だった。

経済規模の大きい国と比べても、韓国の成長傾向は低迷している。韓国の2年間の合計成長率は、名目国内総生産(GDP)が1兆ドル以上の11の先進経済圏のうち8位だった。11の先進経済圏の中では、スペイン(8.2%)やオーストラリア(5.5%)などが高い成長率を示し、ドイツ(1.3%)は最下位だった。これらの国々の2年間の成長率の平均は4.4%だった。

物価指標においては、韓国が相対的に善戦した。IMFは、韓国の消費者物価指数(CPI)は昨年5.1%上昇したのに続き、今年は3.4%上昇するものと予想した。韓国の2年間の合計物価上昇率は8.5%で、41の先進経済圏のうち6番目に低かった。41の経済圏の平均物価上昇率は13.6%だった。

名目GDPが1兆ドル以上の11の先進経済圏の中では、日本の2カ年の物価上昇率が5.7%で最も低かった。続いて韓国(8.5%)、カナダ(10.4%)、フランス(11.5%)の順だった。政府関係者は、「半導体景気が低迷している中、最大交易国である中国経済の回復が遅い影響だ」と分析した。


金道炯 dodo@donga.com