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韓米、韓国戦争時に釜山沖に墜落した米操縦士の遺骨を共同調査

韓米、韓国戦争時に釜山沖に墜落した米操縦士の遺骨を共同調査

Posted September. 23, 2023 08:38,   

Updated September. 23, 2023 08:38

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国防部遺骨発掘鑑識団と米国防総省捕虜・行方不明者調査局(DPAA)は22日、釜山海雲台(プサン・ヘウンデ)沖で韓国戦争時に墜落した米軍航空機とパイロットの遺骨を探すための共同調査を7日から実施していることを明らかにした。韓米が韓国戦争戦死者の遺骨発掘のために共同水中調査を行うのは今回が初めて。

27日まで行われる共同調査は、1953年1月、釜山のK9飛行場を離陸した直後に海上に墜落した米第5空軍所属のB26爆撃機1機とパイロット3人の遺骨を探すためのもの。韓米同盟70年を機に、米国側の要請で実現した今回の調査には、韓米両国の潜水士や艦艇、米国側の水中考古学者が投入された。約20平方キロメートルの調査海域の水深5~25メートルの海底を艦艇のソナー(音響探知機)で調べた後、疑わしい物体がある場合、韓米の潜水士が潜って確認するという手順だと、軍は伝えた。米DPAAのパトリック・アンダーソン大尉は、「国家のために犠牲になった方々に対して国家が責任を負わなければならないという信念で調査に参加している」とし、「行方不明者の所在を確認できるわずか1%の可能性でも、あらゆる努力を尽くす」と述べた。


尹相虎 ysh1005@donga.com