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「北朝鮮・中国・ロシアの訓練は適切」と言うロシア大使、3国との陣営対決リスクに備えるべきだ

「北朝鮮・中国・ロシアの訓練は適切」と言うロシア大使、3国との陣営対決リスクに備えるべきだ

Posted September. 05, 2023 08:19,   

Updated September. 05, 2023 08:19

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ロシアのアレクサンドル・マツェゴラ駐北朝鮮大使が2日、タス通信とのインタビューで、ロシアと中国の合同軍事演習に北朝鮮を含める構想について、「適切と思われる」と述べた。マツェゴラ氏は、「純粋に個人的な考え」としながらも、北朝鮮・中国・ロシア3ヵ国の合同演習の必要性を提起したのだ。2000年代半ば以降実施された中ロ合同演習に北朝鮮が参加したことはない。これに先立ち、韓国の国家情報院は、ロシアが北朝鮮に合同演習を提案したと、国会に報告している。

朝中ロの合同演習は、ロシアの希望が込められた北朝鮮への提案段階と思われる。ただ、それが現実になる可能性も小さくないのが事実だ。ウクライナで終わりのない消耗戦の泥沼に陥っているロシアとしては、中国と北朝鮮の軍事的支援が切実な状況だ。だが、中国が直接的な軍事支援を拒否しているため、ロシアは北朝鮮に頼るしかなく、北朝鮮も孤立と困窮から抜け出す機会と考えている。すでに北朝鮮製の弾薬が密かにロシアに流れている状況があちこちで確認され、7月末のロシア国防長官の北朝鮮軍事パレード出席以来、北朝鮮とロシアは高官級の交流を通じて具体的な履行を協議する段階に入ったと、韓米当局は見ている。

こうした両国間の軍事協力が3ヵ国合同演習に拡大するかどうかは、中国が応じるかどうかにかかっている。ウクライナ戦争がさらに長期化し、米中戦略競争が激化すれば、それが現実のものとなる可能性は高まるだろう。中ロ合同演習に北朝鮮まで加われば、自由主義国際秩序に挑戦する独裁国家3ヵ国の連帯、特に東アジアの韓米日3ヵ国の協力に対抗する朝中ロ3ヵ国の体制が浮上し、韓国はその対決の最前線に立つことになる。

ロシアは最近、8月18日の韓米日キャンプデービッド首脳会談以降の3ヵ国間の緊密な関係に不快感を示し、韓国政府に警告メッセージを送ってきたという。隣国の主権を侵害し、北朝鮮の違法な挑発を庇護するロシアにその資格があるのか疑問だが、乱暴な国際現実の中、韓米日協力体制だけに頼ることはできない。直ちに韓国国民と企業に被害が出ないよう格別に備え、さらに高度化する北朝鮮の核の脅威など陣営対立リスクに対処する綿密な外交戦略を立てる必要がある。