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人体に移植された豚の腎臓、1ヵ月以上機能

人体に移植された豚の腎臓、1ヵ月以上機能

Posted August. 18, 2023 08:53,   

Updated August. 18, 2023 08:53


豚の臓器を人体に移植する異種移植の可能性を示す研究結果が発表された。

米ニューヨーク大学ランゴーンメディカルセンターの研究チームは16日、先月14日(現地時間)に遺伝子組み換えした豚の腎臓を脳死患者に移植した後、1ヵ月たっても良好に機能していることを確認したと明らかにした。

今回の研究は、豚の腎臓が人体で1ヵ月以上正常に機能した初の事例だ。豚の腎臓が移植された脳死患者は正常に尿を排出し、腎臓の機能を評価する指標であるクレアチニン値も正常範囲であることが分かった。研究チームは、9月まで腎臓の機能を観察する。

豚は人間と最も似た大きさの臓器を持っている。しかし、人間にとって急性免疫反応を誘発する遺伝子がある。研究者らはこの遺伝子を取り除いた遺伝子組み換えの豚で異種移植研究を行っている。

国内ではジェンバイオが、異種膵頭移植の臨床試験を準備している。現在、患者を募集しており、嘉泉(カチョン)大学吉(キル)病院で今年第4四半期(10~12月)に実施する計画だ。膵頭はインスリンを分泌する内分泌組織。ジェンバイオは、先天性糖尿病と呼ばれる1型糖尿病患者に豚の膵頭を移植する計画だ。臨床を行っているソウル大学医学部の朴政圭(パク・ジョンギュ)教授は、「膵頭を皮切りに腎臓まで異種臓器臨床を拡大する計画だ」と話した。


チェ・ジウォン記者 jwchoi@donga.com