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セルティックがヤン・ヒョンジュンの獲得を正式オファー、江原は「シーズン終了後に送る」

セルティックがヤン・ヒョンジュンの獲得を正式オファー、江原は「シーズン終了後に送る」

Posted June. 23, 2023 08:20,   

Updated June. 23, 2023 08:20

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呉賢揆(オ・ヒョンギュ)の所属チームであるセルティック(スコットランド)がヤン・ヒョンジュン(江原、写真)を迎え入れると公式提案した。しかし、プロサッカーKリーグ1(1部リーグ)江原は今季が終わった後に移籍させる方針だ。

江原の関係者は22日、「セルティックからヤン・ヒョンジュンを獲得したいと、先月末に正式オファーがあった」とし、「ヤン・ヒョンジュンは良い機会があればヨーロッパに進出したいとクラブに話した」と明らかにした。セルティックがオファーした移籍金と契約期間など詳細条件は公開されなかった。

2021年、江原(カンウォン)でプロデビューしたヤン・ヒョンジュンは昨季のKリーグで136試合に出場し、8ゴール4アシストを記録した。昨季は最も優れた活躍を見せた若手選手に贈られるKリーグ1ヤングプレーヤー賞と大韓サッカー協会ヤングプレーヤー賞を総なめした。今季はリーグ17試合に出場し、1ゴール1アシストを記録している。昨季に比べて不調だったがセルティックはヤン・ヒョンジュンの潜在力を高く評価したという。

江原は、ヤン・ヒョンジュンを今夏には手放さないという立場だ。江原は同日までにKリーグ1の12チームのうち11位(勝ち点12)。最下位の水原(スウォン)との勝ち点差は「3」。今後、順位を上げることができなければ、来季Kリーグ2(2部リーグ)に降格する可能性もある。江原は巻き返しを目指して、15日に崔龍洙(チェ・ヨンス)監督を解任し、後任に尹晶煥(ユン・ジョンファン)氏を迎え入れている。江原の関係者は、「チームが降格の危機に瀕しているだけに、主要選手であるヤン・ヒョンジュンを直ちにセルティックに送ることはできないと内部では結論付けた」と話した。呉賢揆を今年1月、セルティックに移籍させた水原は今季リーグ最下位だ。主力FWだった呉賢揆の空白が大きかった。

江原は今シーズンが終わる冬にはヤン・ヒョンジュンを送ることができるとセルティックに返信したが、セルティックは江原の提案を断ったという。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com