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SKハイニックス、「最高速度」の10ナノDRAMをインテルで検証

SKハイニックス、「最高速度」の10ナノDRAMをインテルで検証

Posted May. 31, 2023 08:21,   

Updated May. 31, 2023 08:21

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SKハイニックスは30日、10nm(ナノメートル)級の第5世代(1b)最先端技術を採用したサーバー用DDR5製品を、最近インテルの製品検証手続きに投入したと発表した。これに先立って18日、三星(サムスン)電子も同じ第5世代工程である12nm級DDR5製品の量産に入ったと発表し、最先端メモリ技術をめぐる競争が激しくなる模様だ。

SKハイニックスは、該当Dラム製品が最近インテルの「データセンターメモリ認証プログラム」の検証手続きに入ったと説明した。この手続きを通れば、今後、インテルの次世代サーバー用チップに実際採用できるようになる。

新製品のDDR5は、動作速度が6.4Gbps(1秒当たり6.4ギガビット)で、現在市場で発売されているDDR5の中で最高速度を具現する。DDR5の開発段階で公開された初期の試作品よりも、データ処理速度が33%向上した。直前段階の製品である第4世代(1a)のDDR5に比べ、電力消耗を20%以上減らした。

下半期(7~12月)に半導体景気が回復するという予測が提起され、市場先取りのための先端工程をめぐる競争はより一層深激しくなるものと見られる。SKハイニックスのキム・ジョンファンDRAM開発担当(副社長)は、「業界最高水準のDRAM競争力を土台に、業績改善に拍車をかける」とし、「来年上半期に、最先端の1b工程を高帯域幅メモリ(HBM)の次世代製品などにも拡大採用する予定だ」と明らかにした。


郭道英 now@donga.com