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米ヒューストン博物館に故李健熙会長寄贈の「龍の壺」展示

米ヒューストン博物館に故李健熙会長寄贈の「龍の壺」展示

Posted May. 21, 2024 09:09,   

Updated May. 21, 2024 09:09

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国立中央博物館は20日、米ヒューストン博物館のキャロライン・ワイス・ロウ展示館の1階にある韓国室がリニューアルして再オープンしたと明らかにした。2007年から韓国室を運営してきたヒューストン博物館は、所蔵品7万点余りを保有する米南部最大規模の博物館だ。

新しくオープンした178.5平方メートル規模の韓国室は、朝鮮時代の儀礼と信仰、生活を示す陶磁と木造家具、仏像などの遺物33件35点で埋め尽くされている。特に三星(サムスン)電子の故李健熙(イ・ゴンヒ)元会長が寄贈した青華白磁「雲と龍の模様の壺」(写真)が展示される。壺は、王室を象徴する龍の模様でいっぱいで、華やかな印象を与える。この他、朝鮮王室で子孫が生まれた時にへその緒と胎盤を保管していた胎壺、模様なしに純白磁で作られた祭器なども展示される。国立中央博物館の関係者は、「既存の韓国室は、古代から朝鮮時代まで韓国の概括的な歴史を見せる展示に止まったとすれば、初めて朝鮮時代の暮らしと文化を深く見せる『テーマ展示』を披露することになった」と説明した。


サ・ジウォン記者 4g1@donga.com