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「ディーバ」パク・ジョンヒョンがBLACKPINKの「花」もこなす、「最近K-POPに夢中」

「ディーバ」パク・ジョンヒョンがBLACKPINKの「花」もこなす、「最近K-POPに夢中」

Posted May. 23, 2023 08:14,   

Updated May. 23, 2023 08:14

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「橋というのは、つながりの役割をするじゃないですか。アルバムや公演から離れて、競演やバスキングなど、私は格別な音楽活動をする機会が多かったです。そのおかげで、より広い観客と繋がりました。カバー曲を聞いて、私のところに来た方々や長年のファンのためにコンサートを準備しました」

歌手のパク・ジョンヒョンが、4年ぶりに開いたコンサートでファンにかけた言葉だ。ソウル松坡区(ソンパグ)オリンピック公園のオリンピックホールで21日に開かれたパク・ジョンヒョン単独コンサート「ザ・ブリッジ(The Bridge)」は、デビュー25周年と10枚目のレギュラーアルバムを記念する場だった。

この日、パク・ジョンヒョンは、「もうこんなに時間が経った。数字だけでも意味のある年だ」と話した。最初の曲は1日リリースした10枚目のアルバムタイトル曲「君という海」だった。舞台背景の3段積みの発光ダイオード(LED)電光掲示板には、太陽が昇る海の風景が加わり、雰囲気を盛り上げた。

パク・ジョンヒョン・コンサートの魅力の一つは編曲だ。本人も、「私のコンサートには、曲ごとに新しい面を発見できる面白さがある」と強調するほどだ。この日も、「もう、そうだったらいいな」、「You Mean Everything to Me」など色々な曲を編曲して歌った。最も破格的だったのは、ポップバラード曲「P.S I Love You」をロックバージョンで歌ったことだった。この他にも、「手紙書きます」「美容院で」「愛が来るでしょうか」等を含め、計23曲をこなした。パク・ジョンヒョン特有の澄んだ音色と豊かな声量は、コンサートの間にずっと観客を魅了した。

さまざまな競演番組で優れた歌唱力で活躍しただけに、カバー曲も公演曲目の多数を占めた。チュ・ヒョンミの「雨降るヨンドン橋」、ポップ歌手アデルの「Someone Like You」を自分だけの音色で再解釈して歌った。その中で観客の呼応が最も大きかったのは、BLACKPINKジスのソロ曲「花」だった。スローテンポのギターの伴奏に合わせて歌ったパク・ジョンヒョンの「花」は、なおさら哀愁を感じられた。続いてDAY6の「きれいだった」を歌ったパク・ジョンヒョンは、「カバー曲を練習しながら、私も知らない自分の中の他の面が明らかになった。そこで新たに準備したカバー曲だ。最近K-POPにはまっている」と話した。

「夢に」を最後に、3時間ほどの公演を終えたパク・ジョンヒョンは、ファンに一言残した。「意味のある時間になるか、今すぐにはわかりません。来年くらいに、『去年の5月に何をしたっけ?』という問いに、どうか私の公演が思い出され、幸せな思い出になればと思います」

パク・ジョンヒョンは、同日のコンサートを皮切りに、7月まで釜山(プサン)、大邱(テグ)、全羅北道群山(チョルラブクド・クンサン)、京畿道高陽(キョンギド・コヤン)で全国ツアーを続ける。


キム・テオン記者 beborn@donga.com