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オンライン書店イエス代表「ネットフリックスより面白いコンテンツを提供する」

オンライン書店イエス代表「ネットフリックスより面白いコンテンツを提供する」

Posted May. 22, 2023 08:30,   

Updated May. 22, 2023 08:30

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「ネットフリックスやユーチューブより面白いコンテンツを提供し、顧客の『時間』をもたらすことが目標です」

オンライン書店イエス24のチェ・セラ代表(50)は18日、ソウル中区(チュング)のホテルで開かれた記者懇談会でこのように述べた。読書人口が減っているだけに、他の書店ではなくコンテンツ会社と競争するという。チェ代表は、「誰もが、人生のある時点でより良い人生を追求する時に探すのが本だ」とし、「本を売るのが難しい状況だが、イエス24は本を接点とした『文化プラットフォーム』になる」と話した。

2003年にイエス24に入社したチェ代表は、今年3月、代表に選任された。イエス24から社員出身で代表までなった初めての事例だ。イエス24を含め、教保(キョボ)文庫やアラジンまで、3大書店のうち女性が代表になったのも初めてだ。チェ代表は、持株会社のハンセイエス24ホールディングスの金錫煥(キム・ソクファン)副会長(49)と共同代表だ。チェ代表は、オンライン書店だけを運営していたイエス24が、2016年、ソウル江南区(カンナムグ)に中古書店を出してオフラインに拡張することを主導した。チェ代表は、「働きながら、ガラスの天井は感じられなかった」としながらも、「2018年に図書事業本部長を務めた当時、社内唯一の女性本部長だったので、会議に参加した時(不慣れさを)感じたことがある」と話した。氏は、淑明(スクミョン)女子大学史学科を卒業し、漢陽(ハンヤン)大学演劇映画科で修士号を取った。

今年で創立24周年になったイエス24は、3月に「イエス24オリジナル」をスタートし、チョン・ボラ、チョン・ソンラン作家の新作を先に公開してコンテンツ確保に乗り出した。チェ代表は、「早ければ今年9月に読者が書評と評点を書き、読者同士がオフラインで会えるように支援するアプリを披露する計画だ」とし、「読者の出会いを斡旋して、新しい経験をプレゼントする」と話した。


イ・ホジェ記者 hoho@donga.com