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陸海空軍幹部の親子3人が揃って始球・始打・始捕式に参加

陸海空軍幹部の親子3人が揃って始球・始打・始捕式に参加

Posted May. 05, 2023 08:45,   

Updated May. 05, 2023 08:45

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「家庭の月」の5月を迎え、陸海空軍の現役将校と幹部として勤務している一家がプロ野球の始球式と試打式、試捕式に参加するユニークなイベントが開かれる。

国防部は4日、ソウル高尺(コチョク)スカイドームで7日午後2時から始まるキウム・ヒーローズ対SSGランダースの試合前の始球・試打・試捕式に陸軍の父が始球式に、海軍の娘が試打式に、空軍の息子が試捕式を務めると4日明らかにした。合同参謀本部で勤務中のオ・ユンヨン主任元士(55)と息子の空軍第3ミサイル防衛旅団のオ・シヨン大尉(29)、娘の海軍航空司令部のオ・ヨンウ中佐(28)がその主役だ。オ主任元士の妻チェ・イェリンさん(53)も1993年まで陸軍下士として勤務するなど、家族全員が現・前職の軍幹部という特異な背景を持っている。国防部は、「今回のイベントで、各軍が一丸となって団結し大韓民国を守護するという強いな意志を多くの国民に知ってもらうのはもちろん、国軍将兵のプライドを高める契機になることを願う」とコメントした。

始球式を務めるオ主任元士は1989年、陸軍特戦副士官74期に任官し、第3師団と第5軍団などで主任元士として勤務した。2019年11月からは合同参謀本部(合参)の主任元士として合参議長指揮活動補佐など多様な任務を遂行している。試捕式を務めるオ大尉と試打式を務めるオ中士は2017年にそれぞれ空軍学士138期、海軍副士官255期に任官された。オ大尉は防空砲兵将校として、オ中佐は航空機体電気・計器副士官としてそれぞれ領空と領海の守護にあたっている。

オ大尉は、「始球式に家族全員が国軍を代表して参加できるようになって嬉しい」と話した。オ中佐は「子どもの時から両親の影響を受けて軍人への夢を育てた」とし、「今後も軍人として使命感を持って大韓民国の平和に貢献したい」と話した。


孫孝珠 hjson@donga.com