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田仁智がLPGAツアーで初のホールインワン、「人生で最も意味のあるホールインワン」

田仁智がLPGAツアーで初のホールインワン、「人生で最も意味のあるホールインワン」

Posted April. 24, 2023 08:30,   

Updated April. 24, 2023 08:30

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「私の人生で最も意味のあるホールインワンです」

田仁智(チョン・インジ=29)が米女子ツアー(LPGA)進出後初のホールインワンを達成した。大会スポンサーのシェブロンがホールインワン当たり100万ドル(約13億3000万ウォン)を寄付することにしたホールで作成された大会初のホールインワンだ。

田仁智は23日、米テキサス州ウッドランズのカールトンウッズ・クラブ(パー72)で行われたLPGAツアーの今季メジャー初戦「シェブロン選手権」第3ラウンドの17番(パー3)でホールインワンを達成した。田仁智は164ヤード(約150メートル)のホールで5番アイアンを選んだ。ティーショットの後、グリーンの上に落ちたボールは約4メートル以上を転がってはカップに吸い込まれた。ホールインワンを確認した田仁智はキャディーや同僚選手たちとハイタッチをしながら大喜びした。田仁智にとってはLPGAツアー初で、ゴルフキャリア6度目のホールインワンだ。2016年にLPGAツアーデビューした田仁智は、韓国女子プロゴルフ(KLPGA)ツアーでは2度ホールインワンを達成している。

昨年大会からスポンサーを務めているシェブロンは、17番でバーディー当たり1万ドル(約1330万ウォン)、ホールインワン当たり100万ドルを積み立てて寄付する「シェブロンチャレンジ」を実施している。田仁智が同日ホールインワンで獲得した寄付金は、LPGAツアー財団とヒューストン地域のガールズゴルファーのために使われる予定だ。カリフォルニア州ランチョ・ミラージュのミッションヒルズCCで開かれた昨年大会では、14番(パー3)を対象に初のチャレンジが行われた。当時はホールインワンが出なかった。

田仁智は「ゴルフをして欲しい物を買った時は2、3日で幸せな気持ちが消えた。しかし、誰かを助けると、1ヵ月が経ってもずっと(私の気持ちを)幸せにしてくれる」とし、「今日のホールインワンは、どこかに役に立つことができるということなので、自分がもっと幸せになれそうだ」と話した。

非会員の資格で2015年の全米女子オープンで優勝した田仁智は、当時の会場(ペンシルベニア州ランカスターCC)に1万ドルを寄付した。その後、田仁智ランカスターCC奨学財団を設立した。このような取り組みが評価され、今年3月にはツアーの社会貢献功労賞である「ベロシティー・グローバル・インパクトアワード」の初代受賞者にもなった。


姜泓求 windup@donga.com