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「偽装離党」から1年…「共に民主党」議員ら「閔炯培氏の復党を」

「偽装離党」から1年…「共に民主党」議員ら「閔炯培氏の復党を」

Posted April. 21, 2023 08:33,   

Updated April. 21, 2023 08:33

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20日、無所属の閔炯培(ミン・ヒョンベ)議員(写真)が最大野党「共に民主党」から「偽造離党」して1年が経って復党申請資格が得られることになり、党内では閔氏の復党を求める声が相次いでいる。同党指導部は、復党審査のための党員資格審査委員会の日程を決めるかどうか検討している。党内では、「新しい院内代表を選ぶ28日前に朴洪根(パク・ホングン)院内代表が解決しなければならない」という声が起こっているものの、「現金入り封筒疑惑」でただでさえ悪い世論の中で逆風が強まることが懸念されるからだ。

同党議員約20人は同日、記者会見を開き、「閔氏の決断がなければ、今も『検察改革』に抵抗し、立法権に挑戦している尹錫悦(ユン・ソクヨル)政府に立ち向かうことはできなかっただろう」とし、党指導部に閔氏の早期復党を要求した。声明には、院内代表選に出馬した朴洸瑥(パク・グァンオン)議員をはじめ、金容民(キム・ヨンミン)、金宜謙(キム・イギョム)、崔康旭(チェ・ガンウク)など強硬派初当選議員の会「チョロム会」所属議員が名を連ねた。

党指導部内でも閔氏の復党の必要性を認め、復党審査のための日程を検討するムードだ。ただし、憲法裁判所が閔氏の離党過程など手続き上の問題を指摘したため、党レベルの遺憾表明は避けられないとみられる。党関係者は、「現金入り封筒疑惑に続き、指導部が相次いで頭を下げて謝罪しなければならない負担は小さくない」と話した。無所属の尹美香(ユン・ミヒャン)、金弘傑(キム・ホンゴル)議員らが一斉に「パッケージ復党」を要求する可能性があることも負担だ。一部では、同党出身の無所属議員が国会各常任委員会で「案件調整委カード」として活用されているため、彼らを強いて復党させる必要があるのかという見方もある。

閔氏が、自発的に復党する場合、総選挙の党内予選で10%減算されることになる。しかし、指導部が党員資格審査委員会を開いて審査し、最高委員会の議決を経れば、これを免れることができる。閔氏は、「法案通過のために離党した」と述べ、自発的な復党はないという立場だという。


許桐準 hungry@donga.com